2014年11月12日

スタンダップダブル!甲子園ステージ 小路幸也著。

《★★★★》

見た目はそっくりながら性格は対照的な双子―エースピッチャーの青山康一とセンターの健一を擁する神別高校野球部は、北北海道大会を勝ち抜きいよいよ甲子園へ!彼らの不思議な強さの「秘密」と、優勝を目指す特別な「理由」を知る前橋絵里は、全国紙のスポーツ記者。彼女の前に、神別高校の監督・田村と高校時代にチームメイトだったフリーのスポーツライター・塩崎が現われ、神別高校の周囲をしつこいくらいにかぎ回りはじめる。塩崎は、田村との間に因縁があるらしい。絵里は、危険なネタを得意とするルポライター・西島などの応援を得て、なんとか神別高校ナインを守ろうとするが…。 (「BOOK」データベースより)

ほっこりと心が温まる。
塩崎というちょっとした悪役が出てきて、不安になったりもしたけど、基本、小路氏はいつも心優しい物語。
だから安心しながらも、そしてその期待を裏切らなかったことにやっぱりまた安心して。

西崎さんの案に乗ってみたものの、結局そこまで塩崎はいい人ではなくて、失敗だったよ、って前橋絵里は思う。
ところが、最後の最後に山路さんが強烈なカードを切った。
塩崎も恐れをなしちゃうくらいの、大物の存在。だったら、最初から言えばいいのに、って思ったけどね。そこだけ突っ込んだけど。
それにしても、本当にいい人たちに恵まれて、ほっこり温まった。


posted by じゃじゃまま at 16:48| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 小路幸也 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ライアー 大沢在昌著。

《★☆》

殺人の代償。それは、誰も愛さないことだった。優しい夫と可愛い息子。幸せな生活を送る妻の本当の顔は、対象人物の「処理」を専門とする政府組織の工作員。彼女にとって、家庭とは偽りだった。夫が謎の死を遂げるまでは…殺人機械だった彼女の、愛を知るための戦いが幕を開ける。 (「BOOK」データベースより)

面白そうな展開だったんだけどね。
工作員の夫、一般人であるはずのその夫が殺された。
その前に、女は中国での任務を失敗している。当局に拘束されたんだから。
でも、なぜか釈放されて、その後に夫が謎の死を遂げたんだから、なにがあったんだ??って期待が膨らむのは当然のことだったのに。

なんかどんどんあり得ない展開になってきて。国内にはそのような研究所は一つしかないっていってたのに、実はもう一つあって、そことの争いだったり、主人公のいる機関は優秀だけど、もう一つはちょっと問題アリの寄せ集めだったり、いやいや、逆にあの連続殺人犯の工作員の話で広げて面白くできなかったのかなって。

機関同士の合戦は、話が膨らむにつれて嘘くさいっていうか、ま、フィクションだから仕方ないけど、まじか?こんなのいくらフィクションでものめり込めない、って思ってしまった。

そろそろ大沢氏卒業の時か・・・。

posted by じゃじゃまま at 16:36| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 大沢在昌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

獏の檻 道尾秀介著。

《★★★》

あの女が、私の目の前で死んだ。かつて父親が犯した殺人に関わり、行方不明だった女が、今になってなぜ…真相を求めて信州の寒村を訪ねた私を次々に襲う異様な出来事。果たして、誰が誰を殺したのか?薬物、写真、昆虫、地下水路など多彩な道具立てを駆使したトリックで驚愕の世界に誘う、待望の超本格ミステリー! (「BOOK」データベースより)

暗い、重いじめじめした空気の中を歩き進んでいるような感じだった。

トリックを駆使しした、って言われても、そのトリック自体に気付かなかったかも。
父親の秘密と、それを見てしまい心に傷を追った元少年。暗い村を想像してしまう。

途中の暗い話は長いし、途中どうでもいいと思ってしまったけど、真犯人にはびっくりした。
勘違いが勘違いを呼び、その連鎖だったね〜。

長かった〜。


posted by じゃじゃまま at 16:14| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 道尾秀介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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