2008年06月13日

しゃばけ 畠中恵著。

≪★★★☆≫

どういうわけか、半分読むのに一週間かかってしまった。
これはシリーズ物を途中から読んでしまったのかい?みたいな、ちょっとついていけない、仲間外れ感が最初あって、でも中盤から徐々に、若だんなの出自、妖たちの存在、江戸の連続殺人事件もようやく繋がってきて、面白かったな〜。
やっぱり、時代物は人情だよね。
体の弱い若だんなが、内面はしっかりと芯が通ってて、度胸もあって、どうして妖たちに守られてるのか、一度納得してしまえば、しゃばけの世界はどうしてどうして、面白い。

その昔は、人間と妖、共存してたかもね。物も大事にされて何百年と経てば命も宿るかも。
どうしても付喪神になりたい黒壺は、人に取り憑き、薬種問屋ばかりを狙う。あるモノのために。
その探しているモノとは。「匂いがする」といって徐々に、若だんなに近づいてくる「なりそこない」。どっぷり楽しんだ。

若だんなの兄、幼なじみの跡取り問題、その妹の初恋、続きがありそうで(あるんでしょう?)楽しみがまた一つ増えた。




posted by じゃじゃまま at 22:16| ☔| Comment(6) | TrackBack(5) | 畠中恵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
しゃばけシリーズを読むと
ほんとうに昔は妖と人とは絶妙な距離感で共存していたのかも、と思わされますね。
そしてなにより、若だんなの人となりの魅力が物語の魅力でもありますね。
Posted by ふらっと at 2008年06月14日 07:37
こんにちは。
栄吉のまんじゅうはどれぐらい不味いのでしょう。
一度食ってみたいです(笑)
Posted by at 2008年06月14日 11:16
そういえば私も「しゃばけ」の途中まで
なかなか読む速度が上がらす
どうしてみんな「しゃばけ」が好きなんだ?って思った記憶があります。
若だんなのあの性格のよさ、見習わなきゃです。
Posted by なな at 2008年06月14日 21:16
あはは。私も、ななさんと同じ意見ですね。
なんでこんなに人気があるんだろうと(笑)
そのうち、そのうち、といってる間に、すごく時間がたってしまいました。
続編はいつのことやら・・・です(笑)
Posted by ゆう at 2008年06月15日 19:49
こんにちは。
【しゃばけ】を読んで、妖怪をネットで見て・調べて、こんなに沢山のおばけがいるのか、と思ったりしました。そのあとのシリーズも何冊か、買ったが読んでいません、なんでだろうか。
Posted by モンガ at 2008年06月17日 12:28
ふらっとさんへ
いろいろな小説で妖たちって出てくるし、安倍清明でしたっけ?あながちすべて作り話とも思えないんですよね。なので魅力いっぱいです、時代物。

ななさんへ
どうしてでしょうね、中盤までどうも乗らなくて。事件と妖が結びつくまでが長かったからかな〜。どうしようかと思いました、せっかく出あった時代物なのに好きになれなかったら。(笑)
でも面白かったです。

ゆうさんへ
ゆうさんはイマイチ派ですか?
結果的には面白かったんですけど、前半がどうにも全然進まなくて。坊ちゃんが大事に大事にされてるところなんてどうでもいいから、早く物語り進めてればよかったんでしょうかね。もったいつけた感じが原因なのかな〜?自分でもよく分からないんですけど。

モンガさんへ
次に手が出ないっていうのは、やはりどこか自分の中で引っかかってるんでしょうかね。
私もどうなることかと思いました、せっかく出会えた時代物なのに。(爆)

しんちゃんへ
って、多分しんちゃんかな?って思ったんですけど。
料理とか、どんなに修業しても腕が上がらないのって、もう才能とかセンスの問題で多分無理なんじゃないかな〜、栄吉。これで急に腕が上がったら、びっくり。(笑)
Posted by じゃじゃまま at 2008年06月17日 22:15
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