どういうわけか、半分読むのに一週間かかってしまった。
これはシリーズ物を途中から読んでしまったのかい?みたいな、ちょっとついていけない、仲間外れ感が最初あって、でも中盤から徐々に、若だんなの出自、妖たちの存在、江戸の連続殺人事件もようやく繋がってきて、面白かったな〜。
やっぱり、時代物は人情だよね。
体の弱い若だんなが、内面はしっかりと芯が通ってて、度胸もあって、どうして妖たちに守られてるのか、一度納得してしまえば、しゃばけの世界はどうしてどうして、面白い。
その昔は、人間と妖、共存してたかもね。物も大事にされて何百年と経てば命も宿るかも。
どうしても付喪神になりたい黒壺は、人に取り憑き、薬種問屋ばかりを狙う。あるモノのために。
その探しているモノとは。「匂いがする」といって徐々に、若だんなに近づいてくる「なりそこない」。どっぷり楽しんだ。
若だんなの兄、幼なじみの跡取り問題、その妹の初恋、続きがありそうで(あるんでしょう?)楽しみがまた一つ増えた。
ほんとうに昔は妖と人とは絶妙な距離感で共存していたのかも、と思わされますね。
そしてなにより、若だんなの人となりの魅力が物語の魅力でもありますね。
栄吉のまんじゅうはどれぐらい不味いのでしょう。
一度食ってみたいです(笑)
なかなか読む速度が上がらす
どうしてみんな「しゃばけ」が好きなんだ?って思った記憶があります。
若だんなのあの性格のよさ、見習わなきゃです。
なんでこんなに人気があるんだろうと(笑)
そのうち、そのうち、といってる間に、すごく時間がたってしまいました。
続編はいつのことやら・・・です(笑)
【しゃばけ】を読んで、妖怪をネットで見て・調べて、こんなに沢山のおばけがいるのか、と思ったりしました。そのあとのシリーズも何冊か、買ったが読んでいません、なんでだろうか。
いろいろな小説で妖たちって出てくるし、安倍清明でしたっけ?あながちすべて作り話とも思えないんですよね。なので魅力いっぱいです、時代物。
ななさんへ
どうしてでしょうね、中盤までどうも乗らなくて。事件と妖が結びつくまでが長かったからかな〜。どうしようかと思いました、せっかく出あった時代物なのに好きになれなかったら。(笑)
でも面白かったです。
ゆうさんへ
ゆうさんはイマイチ派ですか?
結果的には面白かったんですけど、前半がどうにも全然進まなくて。坊ちゃんが大事に大事にされてるところなんてどうでもいいから、早く物語り進めてればよかったんでしょうかね。もったいつけた感じが原因なのかな〜?自分でもよく分からないんですけど。
モンガさんへ
次に手が出ないっていうのは、やはりどこか自分の中で引っかかってるんでしょうかね。
私もどうなることかと思いました、せっかく出会えた時代物なのに。(爆)
しんちゃんへ
って、多分しんちゃんかな?って思ったんですけど。
料理とか、どんなに修業しても腕が上がらないのって、もう才能とかセンスの問題で多分無理なんじゃないかな〜、栄吉。これで急に腕が上がったら、びっくり。(笑)