3人の幼なじみの少年と、初恋の少女とその親友。
初恋の少女が地元のビール工場の閉鎖により転校する日、少年と親友は仇を討つためにビールを飲み、友情を結ぶ。それからの彼らの18年間を、ビール祭ごとに語る。
いつもみんなのリーダーの正吉。正吉のよき参謀の広治郎。なにかとドジばかり踏む勇。そんな彼らの憧れの少女、茜。茜の親友で、3人の少年のとき仲間となる薫。
修学旅行での宴会騒ぎ、その後、広治郎の両親が、親会社の経営方針により新山市を去ることになる。
地元に残った正吉、勇、薫。高校は別々になりながらも、正吉の失恋では広治郎が住んでいたペンション跡地でビールと花火で語り合う。
そして失火による火災。
勇のプライドを賭けた行動と消防署の署長さんとの出会い。
すべてが無駄じゃない。正吉の彼女の実家が酒屋でもあったことから地ビールへの夢はいつしか本物となり、勇も薫も、紆余曲折や問題を抱えながらも、自分の道を歩き始める。
東京や地元と離れていながらも、それでも友情があることに、嬉しくなった。
広治郎とも、お約束の再会で、みんなで力を合わせて正吉のビール作りを応援するのも、ほっんとに爽やか!
最後の最後まで登場しなかった茜も、絶対の期待を裏切らず、竹内氏の物語は、どうしてこう温かなんだろう。
いや〜、地ビールっていうんで、細かな作業手順やら専門用語やらで興味ない人間にはきついかな、となかなか手が伸びなかった。
それに18年間を事細かに書かれたらだれちゃうところだけど、数年置きに彼らがビール片手に集い、その時にそれまでの様々な出来事が彼らの会話によって分かるので、とっても爽やかに飽きることなく、読みきれた。
発泡酒の違いも分かったし、最後の方の工法みたいなのは、ごめんよ、あんまり興味なかったけど、でも確かに飲みたくなる!
そんなにこだわって作られたビールなら、買ってみたい。
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嵌まりましたか??(笑)
数年置きにいろんな事がわかる書き方でしたから、飽きずに楽しく読むことができました。
もちろん、コラムもとってもトリビアでした(笑)。
読みながら、何度つばを飲み込んだことか(爆)
ラスト、やりすぎて、ちゃんちゃん♪で終わらなくてよかったですよね(爆)
竹内さん、読んでみようと思います。まだ外れを感じたことないし、作品の持つ雰囲気が好きです。
「自転車」と「カレー」読みたいですね。
藍色さんへ
そうなんですよね、だらだらと日常を書かれちゃったら飽きる危険もありますけど、ポンポンと成長してるし。
それに、本当に嫌な奴がいなくて、安心します。しいていえば、修学旅行でチクッたかもしれないあの同級生くらいですかね?(笑)
彼も真面目な勤労者になってたし。(爆)
ゆうさんへ
そ〜なんですよね!広治郎がやっぱり再登場して、茜は?って思ってたら・・・。最後まで引っ張ってるので、これは?って思いましたけど、それをしてしまったら嬉しいよりも、逆にがっかりしたかも、ですね。
このほどよさが、いいんですよね。
茜ちゃんはここまでくるともう出てこないかなあと思ったのですが、そこでそうきますか!と感激でした。
最後まで読んで思わず最初を読み返しましたよ。導入の語りは彼女だったんですね。
え?最初の語りは、茜ちゃん?
確認したくてももう返しちゃったし、そうだったんだ!
茜ちゃんは、万が一出てこなければ物足りなかったけど、出てきてしまったのも出来すぎのような?(笑)
既婚者だったのが、ブレーキでよかったですね。(笑)