2008年10月11日

夏のくじら 大崎梢著。

≪★★★≫
大崎氏の本屋以外の本ですね。
あ、他にも一作あったか、本屋以外。
東京から父の故郷である高知へ、大学進学のために祖母の家にやって来た篤史。従兄に誘われ、4年前に参加したっきりのよさこい祭りへ、戸惑いながらもまた参加することになった。
いったい、篤史はなぜ東京から高知へ進学したのか?
4年前のよさこい祭りの日に、なにがあったのか。

大崎氏のクセなのか、ちょっと大げさなまわりくどさは、多少気にはなったものの、「よさこい祭り」への興味と羨望を感じた。
それはお見事というか、大崎氏も成長したな〜と。
できれば、もっともっと、もっともっと熱くして欲しかった気もする。篤史や他の登場人物のキャラが、大崎氏が生真面目なのか?固さが印象に残ったかな。

篤史の探していた人、そこが今回の最大のミステリだったけど、そこはやっぱり欠かせないのね。今後二人がどうなるかは分からないけど、そこは爽やかなラストだったな。
ただ、東京から高知へ、その理由が弱かった気もするんだけど〜。
東京でなにがあったのか、なにかあった方が説得力増さないか?

な〜んて偉そうだけど、自分だったら、やっぱり新生活知らない土地で始めてみたいって気持ち分かるかも。
地方都市がこうやってなにかを持ってるってすっごい素敵なことだと思った。
だって、もしも高知にいたら「よさこい祭り」出てみたかった。ひと夏、燃えつきてみたかった。高知生まれもいいね!
posted by じゃじゃまま at 21:33| 神奈川 曇り| Comment(6) | TrackBack(7) | その他 あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
たしかに回りくどさはありましたね。
そして探し人、どうして名乗り出てあげなかったんだろう。
イジワルじゃないですか???
知り合いの中大の大学生が去年チームを作って
高知のよさこいに参加したって話を聞きました。
大学生だったら、やってみたかった。
Posted by なな at 2008年10月11日 22:37
こんばんは。
これまで書店か本がらみの作品が多かったので、最初は驚きました。
祭りまでの過程が詳しく書き込まれているのもよかったです。
そういえば、東京で何があったのか、気になります。
何もなくても、その一言でなぜかミステリ魂に火がつきました(ここで燃やしていいものでしょうか?笑)。
Posted by 藍色 at 2008年10月12日 03:18
こんにちは
本屋以外は、他に天才探偵Senシリーズが二冊ありますよ。
ポプラ文庫でお子さま向けですけど。
不自然な部分はあったけれど、これがマイベストでした。
よさこいの熱気がすごく自分に合ったみたいです。
Posted by しんちゃん at 2008年10月12日 12:14
ななさんへ
そういえば、そうですよね。なんで名乗り出なかったんでしたっけ?
篤史が探し出してくれるのを待ってたんでしょうかね。いつか絶対にたどり着いてくれると信じて。でも4年前の憧れの人のために、高知まで大学行きますか?
私も思い込み激しいので、行くかもしれないけど。(苦笑)

藍色さんへ
東京でもなにかありそうだったんですけどね。
それにしてもよさこいに参加したくなさそうだったのに、高知まで来た目的はよさこい関連で、また思わせぶりな展開ね〜と思ってしまいました。いっそ普通に書けばいいのに。

しんちゃんへ
不自然なところありましたよね、やっぱり。
どうしても思わせぶりな展開にしたいんですね、そうやって読者の気を引こうと?
ミステリっぽくしないで普通に青春モノとして書いても、充分よかったですよね。私も爽やかな青春モノとしてこの作品好きです。
ああ、でもやっぱ思わせぶりなところがちょっと気になるかな〜。
Posted by じゃじゃまま at 2008年10月14日 17:41
探し人
事情を知ったときには、名乗り出てくれていればもっと簡単にことは運んだのに、と思ったけれど
現実って往々にしてこんなものかもしれませんよね。

恋愛物語部分が、割とさらりと描かれていたのも好感度アップでした。
Posted by ふらっと at 2009年01月27日 13:24
ふらっとさんへ
まわりくどさはありましたけどね。(苦笑)
東京の大学に行かなかったことと、高知の大学に来たとこが、ちょっと説得力不足を感じてしまったんですけど。
でも「よさこい」に夢中になる人々、本気でいいなって思います。
Posted by じゃじゃまま at 2009年01月31日 23:32
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