2006年01月24日

FLY 新野剛志著。

≪★★★≫

・・なんだかな〜、後味悪いっていうか。納得いかないことだらけ。そもそも指名手配犯を警察に通報したら、指名手配犯に逆恨みされて、大好きな彼女を目の前で殺されちゃった。これも指名手配犯に手を貸した少女がいたわけだけど、なぜ手を組んだ〜!!と怒り心頭。でも少女にも実は交換条件があったわけだから仕方ないか。

で、殺されちゃった佳奈ちゃん、実は自分の命と引き換えに広幸を助けるためだったのね。でも助けたいなら、自分の命と引き換えにする前に、指名手配犯警察に突き出しちゃえばいいんだよね。
でもここでもまた理由があって、佳奈には死にたくなるような出来事と、そしてその復讐のために自分の命と共に道連れにしたい男がいたわけだ。
相田、嫌な奴だった。出てきた時から嫌な奴。広幸は、この男のせいで人生を狂わされ、好きな彼女を奪われるわけ。 
途中、指名手配犯がいたり、その男と手を組んだ少女千恵理がいたり、指名手配犯の生き別れた娘がいたりで、広幸はひたすら影になり、そしてこれらの登場人物にムカムカ、ハラハラしたりするんだけど、読み終わってよ〜〜〜く考えると、それらの登場人物よりも相田、こいつ一人のせいで物語は不幸になってるんだよね。

どうにかしてくれ、相田!最後でどうにかなってくれたけど、相田を殺した千恵理を逃がす広幸、よく分かりませんね。だって稔に見られてるわけだし、逃げても仕方ないわけ。だったらつかまって罪を償った方が先が明るいんだけど、逃げてももう表には出てこれないし、なんで逃がすのか分からない。
でもこれもよ〜〜〜く考えると、実は広幸の復讐なのかな。佳奈を失った理由の中には、千恵理の裏切りも含まれてたわけだし。そうか、復讐なのかな。



posted by じゃじゃまま at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 新野剛志 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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