2006年01月28日

天使の梯子 村山由佳著。

きれいなお話書くんですね、村山氏って。
初めてかな、読んだの。
実際にはこんなきれいな恋愛なんてそうそうないんだろうけど、なんだかきれいだな〜って感じた。
江國さんとはまた全然違ったきれいな・・・きれいなというのは、実際にはなさそうな、男女の本当の心なんてもっとドロドロしてて人間臭いのに、そういうのがないから、きれいな、ってことなんだけど。

フルチンの夏姫に寄せる思い、夏姫との出来事、慎一とおばあちゃんの暮らし、慎一の生い立ち、どれもこれも、たぶんいいところ、時間しか書いてないからかもしれない。
もっと慎一の、バイトしてない時間、数少ない友人との関わり、もっとそんなものがあるはずだけど、夏姫との時間と、おばあちゃんとの思い出ばかりだからきれいなんだろうな。

おばあちゃんとの最期の出来事なんて、もう泣いちゃったよ。

慎一の生い立ちも、これで彼がハンパじゃなくぐれちゃって、残酷な青年になっていたらまた別なんだろうけど、真っ直ぐに、あんな生い立ちのわりには生きていたから・・・きれいなんだよね。

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天使の梯子
posted by じゃじゃまま at 21:16| Comment(2) | TrackBack(6) | 村山由佳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
じゃじゃままさん、こんばんは。

本当にきれいな物語でした。
慎一の一途な気持ち。
おばあちゃんとの別れ。
歩太の成長。
ゆっくりと、だけどしっかりと時間が流れていっているという感じでした。
Posted by なな at 2007年02月11日 23:40
本当にきれいなお話でしたよね。キラキラと、人を想うのってこんなに切なかったっけ?と過ぎてしまった青春時代を思い出しました。(笑)

「天使の卵」は、夏姫の嫉妬や歩太と春妃の恋愛でさえ背信行為に思えて、なんとなくきれいには思えなくて。やはり先に「天使の梯子」を読んでいたせいでしょうか。
Posted by じゃじゃまま at 2007年02月12日 11:59
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