2009年08月08日

まず石を投げよ 久坂部羊著。

≪★★≫
医師が医療ミスを遺族に告白した。自ら賠償金も支払った。
医療ルポライターの菊川綾乃は、医師の告白に疑問を持ち取材を始める。
果たして医療ミスだったのか、究極の誠意、の告白なのか。
制作会社チーフプロデューサー宍村の、医療ミス隠蔽体質の医療界を暴くための番組制作に関わるうちに、綾乃は、ヤラセとも取れる過激な取材を目の当たりにし、ある医師が自殺した。

医療ミス・・・私たち素人にはそれがミスなのかなんなのか判断できない。すべてを医師に賭け、任せる以外にすべはないのだから。
自ら過ちを告白してくれたら、謝罪してくれたら、真実を話してくれたら、三木の行為にはこれからの医療界に、まず石を投げたのか。

ただ、中途半端な物語だった。三木の告白はいったいなんだったのか。彼が研究してたものと、彼が途中で告白していた患者への嫌悪、それは両極端で、どうしても一貫性がない。
慶少年の存在も、結局なんだったのか。彼が見た三木の研究とやらも意味深なだけで、ラストとすっきり繋がらないしね。

綾乃の夫泰典の不審な行動も、結局そのまんま。そもそも綾乃が結婚していなければいけない設定自体にも疑問。
番組途中で自殺してしまった医師。番組制作の行き過ぎの話ならそれはそれでいいんだけど、それも中途半端。

ほとんどが中途半端で疑問ばかりが残った。





posted by じゃじゃまま at 17:07| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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