2009年11月13日

パラドックス13 東野圭吾著。

≪★★☆≫
首相の大月は、宇宙航空研究開発機構から到底理解できない報告をされる。事は、アメリカ、ホワイトハウスにも報告されている。
3月13日午後1時13分13秒。地球の運命の時。
情報は各トップだけ、混乱を避けるため国民には知らされない。運命の瞬間、午後1時13分13秒、地球全体が13秒間移動する。
その瞬間なにが起こるのか。

犯人逮捕のために待機していた警視庁の久我と、所轄の警官、弟の冬樹は、犯人たちと遭遇し応戦してる最中、運命の瞬間を迎える。

その瞬間に人が消えた。残されたのは、冬樹、冬樹が一番最初に出会った生存者太一、声の出せなくなった少女とその母親、そして久我、山西老夫妻、会社役員と部下、看護士、女子高生、ヤクザの河瀬。
彼らは、人々がいなくなった世界で生き延びていけるのか。

まるで【漂流教室】のようで、思い出してしまった。
そして誰もいない世界で孤独に生きていくのは【アイ・アム・レジェンド】のよう。
運命の瞬間を迎えた彼らは、一体なんなのか。すぐに察しがついたので、これから延々と話は続くよ、どこまでも、なんて思ってたけど、その上でどんどん引き込まれてしまった。
揺り戻しが起きたその後で、誰がどうなってしまうのかも、非常に興味が湧いた。
時間の狭間に落ちてしまった13秒間、その13秒の間の人生はサバイバル。



posted by じゃじゃまま at 22:27| ☔| Comment(9) | TrackBack(4) | 東野圭吾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
13日の金曜日にこの本をアップするなんて…(笑

運命の瞬間を迎えた時にとる行動、残されたものがとった行動、、、興味ありました。
確かにいろんなことを考えなきゃならないし、生き残るのも大変だ。自分ならどんな行動をとるんだろうか?
まぁ、あんまり生き残りたくはないか、と(^^ゞ
Posted by じゅずじ at 2009年11月14日 08:59
SFは基本的に苦手ですがこれはイケました。
人間の内面を描いた作品でしたので。
分かりやすいアウトローよりも、身勝手の方が怖い^^;
Posted by しんちゃん at 2009年11月14日 18:42
こんばんは。
映画版「漂流教室」は見ていないのですが
ドラマ版も同じような印象でした。
たしかに「アイ・アム・レジェンド」の孤独な感じにも似ていましたね。
だけど、とにかく地形はどんどんかわっていくし
インフルエンザも蔓延してるし
どうしたらいいの?って思って先が気になりました。
Posted by なな at 2009年11月14日 23:43
設定はとても興味をそそられたのですが、登場人物に疑問を感じるところが多々あり、我を忘れるくらいの感情移入ができませんでした。
こういうありえないモノって、我を忘れる位でないと、なんだかなぁって感じになりますよね(苦笑)
Posted by ゆう at 2009年11月16日 09:56
じゅずじさんへ
そうそう、今月って13日の金曜日だったんですよね。あんなサバイバルなら、私も生き残りたくないかも。でも本当は彼らの寿命は尽きてたわけで、生き延びてラッキーでしたね。

しんちゃんへ
お兄さんってとっても理性的で感心してたのに、なんか最後の方あの世界で生きることに執念を感じて恐かったです。たったあれだけの人数で新たな世界を立ち上げようって、すごいですよね。

ななさんへ
そうそう、天候は崩れて洪水やらなにやら災難だらかでしたよね〜。13秒の世界を抹殺しようとする力みたいなのが恐かったですね〜。そんなところで新たな世界を立ち上げようとしてた兄の方、すごすぎます。イブはちょっと勘弁ですよね〜。(苦笑)

ゆうさんへ
最初は、彼らの本当の存在がすぐに察しがついて、どうすんの?って思ってたのに、結構どんなラストにするのかとずんずん読んでしまいました。
最近、「オイアウエ漂流記」とかサバイバルものづいてますよね。(爆)
Posted by じゃじゃまま at 2009年11月18日 22:27
兄は自分たちが死んでいるということを知っていたのに、みんなに希望を与えようとして先導していたというのは、強い気持ちの持ち主ですね。
事実を知っていたら、わたしなど、絶望してなにもできないです、きっと。
Posted by 花 at 2009年12月16日 22:11
花さんへ
お兄さん、すごく優秀な人だったんですもんね。
そもそも弟がでしゃばって来なければあの13秒の間に事件に遭うこともなく・・・。
あっちの世界に行って、どんどん世界が崩壊していって場所がなくなるって恐怖ですよね。私なら、パニックになりながらも必死にすがりつきそうです。アダムとイブにもうっかり納得しちゃうかもしれません!!
ひえ〜。
Posted by じゃじゃまま at 2009年12月17日 10:43
消えなかった方の13秒の世界では、(ごく少数の政府関係者以外)ほとんど誰も何も感心を持っていなかった、というのが恐ろしかったです。
Posted by ふらっと at 2010年02月21日 08:49
ふらっとさんへ
まさか消えた時間があるなんて思いもしないですもんね、普通は。
でもあの13秒間の間に結構死の狭間にいた人いたんですね。日本のあの範囲であれだけいたんだから、探したらもっといたかも!?
Posted by じゃじゃまま at 2010年02月28日 22:59
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