2010年04月30日

後悔と真実の色 貫井徳郎著。

≪★★≫
女性が狙われる殺人事件が発生。犠牲者は、刃物で切り裂かれた上、指が切落とされていた。そして同じように指が切落とされた殺人事件が・・・。
これは連続殺人事件なのか、同一犯なのか。
警視庁捜査一課の名探偵、西條。その西條を目の敵にしている機捜の綿引が、共に同じ捜査本部に。

第一発見者である交番勤務の制服警官大崎も、捜査本部で西條と組まされる。
第二、第三・・・と犠牲者が出る一方で、ネットには犯人しか知り得ない情報、そして携帯サイトに犯行声明。犯人に近づけないまま、ほんの小さな手がかりにこだわり、それが西條を追いつめることとなる。

まったく犯人にたどり着けない、仲間だと思っていた者たちの本性や裏切り。
すべてを失う転落人生。

貫井氏だから、どんよりと後味の悪さを引っ張るラストなんだろうな〜とは思ってたせいか、想定内で終わった。

犯人も、ここまで来るとこの中にいるよね〜と予想はしてたけど、どうしても越えられない点があって、なるほど、そういうことでクリアだったのね〜と、ちょっと予想を覆された。

ただ、一番最後の犯行は、なんか安易だった気がする。
というか、犯人の動機から考えても、順番的にもう少し早くてもよかった気がするんだよね。だからラストに向けて、ちゃちゃっと仕上げにかかったのかな〜って安易な感じがしたんだよね。

それにしても古典的?なタイトルだね。しみじみ感じ入ってしまった。

posted by じゃじゃまま at 14:40| 🌁| Comment(3) | TrackBack(2) | 貫井徳郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
早くから犯人の目星がついてしまってつまらなかった、という評価が多いようですね。
わたしも、早い段階で引っかかりを覚えたけれど、それでも物語は充分愉しみました。
Posted by ふらっと at 2010年04月30日 16:56
タイトルが古典的!
たしかにそうかもしれません。
読んでから4ヶ月たってますが
タイトル見ただけじゃ、なんの物語りも浮かんでこない。
ありきたりすぎますよね。
Posted by なな at 2010年04月30日 22:57
ふらっとさんへ
犯人は、私はちょっと驚いてしまいました。(苦笑)
なにかあるんだろうな〜とは、思ってはいたんですけど。作者からすれば、私はありがたい存在??(笑)

ななさんへ
なんの捻りもないタイトルですよね。というか、そのまんま。
出来る男からの転落ぶりが、なんとも唐突でした。
Posted by じゃじゃまま at 2010年05月02日 22:24
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