2010年06月18日

新参者 東野圭吾著。

≪★★★☆≫

間に合った〜〜〜〜!!
ドラマも見てるので、もうドラマの方が先だと思って諦めてたのに。
ようやく回って来た。

人形町を舞台に、赴任してきたばかりの所轄の刑事が翻訳家女性の絞殺事件を調べるため、保険外交員、料理屋の小僧、瀬戸物屋の嫁、時計屋のご主人、洋菓子屋の店員や疎遠になっていた息子、大学時代の友人、別れた夫とその秘書、元夫の会社の顧問税理士、事件とは無関係に見えながらも細い糸で繋がっているものを辿っていく。

この町には嘘が溢れている。その嘘の裏に隠されている真実とは。

東野氏の物語は、感情の動きを書かないので、ともすると呆気ないというか物足りなさを感じてしまい、本当の意味に気付くのが遅れがちなんだけど、「新参者」は、ドラマを見ながら、だったので、すべてのエピソードに肉付けがされて、読みながらイメージが膨らんだ。

阿部寛だったり、原田美枝子だったり、紺野まひるだったりね。

犯人は誰なのか。

だよね、だよね。ドラマでは役者が揃ってるだけに予想がつきがちだけど、小説では分からないよね。でもラストに向けては、小説の方がよかった気もするんだけど、どう持ってくるのかな。

人形町を舞台にした、人と人の絆、人情の物語。



posted by じゃじゃまま at 11:49| ☔| Comment(4) | TrackBack(3) | 東野圭吾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ドラマを観はじめてから原作を読みはじめると
人物はやはりドラマのキャストのイメージでしょうね。
犯人を見つけ出す、というスタンスではなく、無実を証明していって、真犯人にたどり着く、というのがよかったですね。
Posted by ふらっと at 2010年06月18日 13:22
加賀シリーズの中では、この作品が最高の出来なんじゃないかと思いました!
人情味と情緒に溢れてて、おまけにミステリまで充実してるなんて!
もう、カレールーをかったら、ご飯とサラダまでついてきた気分です(爆)
Posted by ゆう at 2010年06月18日 18:38
じゃじゃままさんの頭の中では俳優さんたちが動いていたんですね。
読んで暫くたっているので、犯人が誰だったのかさっぱりわからなくなってます(苦笑)
Posted by なな at 2010年06月18日 21:20
ふらっとさんへ
ミステリというよりも、人間の物語って感じもしました。一つ一つ事件とは無関係なことを証明していって、その裏に隠された嘘が、人の優しさだったりして。

ゆうさんへ
本当ですよね〜。今まで加賀シリーズって意識したことなくて、読んでたら、加賀刑事が出てただけ、みたいな感じだったんですけど、多分もう忘れませんね。
ミステリなのに、それ以上に人間の奥深い感情が印象に残るなんて、すごいですよね〜。

ななさんへ
ありゃりゃ。(笑)でもこれでいつか再読する機会があったら、二度楽しめますね。
でも確かに、峰子殺しの犯人よりも、その過程のそれぞれの事情の方が印象に残ってしまって、肝心の事件の存在薄いかも。(笑)
Posted by じゃじゃまま at 2010年06月25日 10:58
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