2010年09月28日

民王 池井戸潤著。

≪★★★★≫

総理とドラ息子が入れ替わった!?
冒頭だけ読むと、いつも企業や銀行の悪を暴く社会派な池井戸氏が、今回は政治を斬るのね、なんて早合点しちゃったけど、なかなかどうして、コメディタッチで、笑えた。

政権交代を目論むある政党の政治家が、結局は自分の欲のために、アメリカの企業と手を組んで、とんでもない薬でとんでもないことを試みる。
ベースは真面目なんだけど、でも笑えるのだ。
総理とドラ息子の脳が入れ替わったドタバタ劇になりながらも、どっかで聞いた事ある政治家の失敗談や、日本が抱える問題点など織り交ぜ、そして一人の政治家は立ち上がり、一人の若者は歩き出すのだ。

盟友である官房長官や、ライバルの政治家、凄腕の公安刑事、頭の切れる女子大生、怖い妻など、周囲の人物たちもいいキャラが散りばめられてる。

コメディタッチって認識してから、どんどんページが進み、止まらなかった。



posted by じゃじゃまま at 10:06| 神奈川 ☔| Comment(6) | TrackBack(3) | 池井戸潤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
政治も就活も、皮肉たっぷりで笑えました。
うなずくこともたくさん。
アメリカの陰謀説なんてのを、こんなに楽しく読ませてもらったのははじめてかも(^^ゞ

笑えました!
Posted by じゅずじ at 2010年09月28日 19:32
こんばんは。

私も身構えて読み始めたんだけど、「あら!おもしろい!」ってスピードアップでした。

「あぁ、あったね」って事件。「いたよね、こんな政治家」って人。色々思い浮かぶのも面白かったですね。
Posted by なな at 2010年09月28日 22:32
どこかであったような話だと思いながら読みました。
おもしろかったです。
池井戸氏、こんなユーモアにあふれた作品も書かれるのですね。
Posted by at 2010年09月29日 22:23
じゅずじさんへ
池井戸さんで声出して笑うとは。(笑)
ありえないくらい軽い?陰謀説。池井戸さんが、こんなこと思いつくなんて、って、お堅いイメージの池井戸さんだからこそ、なんだか嬉しいですね。(笑)

ななさんへ
そうそう、池井戸さんですもん、身構えますよね。いつも読み応えのある作品だからこそ、よし!って気合入れて読み始めたのに、こんな軽いなら、身構えちゃった時間返して〜。(笑)

花さんへ
確かに、重いのばかりではないですけど、やっぱり池井戸さんっていったら社会派って印象が強いですよね。しかもここまで軽いノリってないかも〜。
気分転換にいいですね。(笑)
Posted by じゃじゃまま at 2010年09月30日 15:12
みなさんやはり意表を突かれたようですね。
突飛な設定と、思い当たることが多すぎる政界裏話的なあれこれを愉しませてもらいました。
Posted by ふらっと at 2011年09月08日 08:07
ふらっとさんへ
池井戸さんらしくシリアスな滅多切りも読んでみたい気もします。
Posted by じゃじゃまま at 2011年09月14日 16:30
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