2006年05月03日

魔女の笑窪 大沢在昌著。

≪★★≫
久々に大沢氏の新作読んだ!!久しぶりにハードボイルド読んだ!!
久しく読んでなかったので、ちょっと戸惑ったけど。だって、ありえない世界なんだもん。本当に裏の世界ってこんななのかな?
所詮小説といってしまえばそれまでなんだけど、大沢氏ばかり読んでた頃は当たり前のように感じてたから、ちょっと読まない間に地獄島やら裏の世界の方々にちょっと目眩を・・・。

で、ハードボイルドを書く男性作家って、本当にロマンチストだよね〜。
出てくる女性が、なんとも色っぽくなんとも格好いい!!
同性からすれば、まずありえないような存在なんだけど、男性から見た女性像が想像できてしまう。男はこういう女を望んでるんだな〜。いないと思うけど。
でも私は大沢氏の書く女性像、結構好き。同性からすれば、まずそんな女いないよ、と思ってしまうほど格好よすぎるけど。


地獄島、そこにいる女は一生出られないと言われてる。地獄抜けをした水原、裏の世界でしたたかに生きていくけど、かつて地獄島で女であることを利用され、絶対に出られない島から脱出した女。ただそれだけの女が、ここまで裏の世界で生きていけるものなのかな。
何千という男と寝た女は、簡単に何人もの人殺せる女になるのかな。腕力で、って意味だけど。だって相手にするのは、いっつも屈強の男だったり、やくざもんなんだもん。ありがちなどっかの部隊にいました、って設定でもないし。

あと、必ず一人いい奴が出てくるんだよね。主人公の味方になり、キャラクター的にもなんか憎めない奴。以前は、主人公の窮地を救うために殺されちゃったりしたけど、近頃は最後まで生き残って主人公の傍にいるから、今回は星川ちゃん!!心配したけど、やっぱり、って感じで、ありえない話だけど(それとも私が知らないでいられるおかげか)久々に格好のいい女性を見られたから嬉しいかも。

なんてったって、私をハードボイルドへ導いてくれた「新宿鮫」の大沢氏だもん。やっぱり好きだよね〜。できれば鮫島と晶のその後読みたいけど。

posted by じゃじゃまま at 21:22| Comment(6) | TrackBack(2) | 大沢在昌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちわ、
コメント & TB、有り難うございました。
大沢在昌さんの本は始めて読みましたが、
女性の方かと思いました。
いろんな本を読んでいらっしゃいますね。

tamaruは、もうすぐダ・ヴィンチコードを
読み終えます。
最近読んだ本では、大崎善生さんのパイロットフィッシュや
梶尾真治さんのこの胸いっぱいの愛をが好きです。
Posted by tamaru at 2006年05月04日 12:53
tamaruさん、ありがとうございます。
私も大崎善生さん好きです。「パイロットフィッシュ」はちょっと好みではなかったのですが、その後の作品で、いいかも、って思うようになりました。
梶尾さんは「黄泉がえり」を読み、あと1作読んだらちょっと外れだったので、それっきりです。
「この胸いっぱいの愛を」ってタイトルはよさそうですよね。(^.^)
Posted by じゃじゃまま at 2006年05月05日 11:14
 ハードボイルド!? うーん、そう言われてみれば…ですが、まったく感じませんでした。どうも「ハードボイルドは男の専売特許」という思い込みがあるのかも。

 この作品については、続編を読むまで評価保留というところでしょうか。
Posted by higeru at 2008年08月26日 22:21
え?そうですか?
というか、私にとっては大沢氏自身がハードボイルド作家なので、まさしく、でした。
でも、内容に関しては読み返してみて、びっくり。
私の中ではこの作品、イマイチな評価だったので、レビューだけ読むと、え?私結構興奮してたの?って。(爆)
Posted by じゃじゃまま at 2008年08月27日 14:46
レビューですごく褒めてるので、どう書こうか困ってたら、コメントの「イマイチな評価だったので」で安心しました。
読んでる間はよかったんですが、結末が残念って感じで、不満が残りました。
Posted by 藍色 at 2008年08月28日 02:39
藍色さんへ
そうなんですよ!私ったらなんでこんなに興奮してるんでしょ。(笑)全然記憶にないんですけど、そう、イマイチだと思ってたんですよね。なのに、なんで?(爆)

続編の方が、よかったですよ。と言いつつ、なんだっけ?と忘れてますが。
Posted by じゃじゃまま at 2008年08月30日 18:10
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