2010年12月27日

刑事のはらわた 首藤瓜於著。

≪★★≫

盗犯係の刑事だった八神は、昇進と共に県警本部の鑑識課に異動になった。
刑事課から鑑識への異動は異例だが、そこには父の自殺後目をかけてくれた上司の意向があったらしい。
とはいえ、八神は鑑識課でも自分の仕事をしていた。

ある日、何年も前に死亡していなければいけない老人の検視をするまでは。
訳も分からず上司に詰問され、思い悩む八神。そして、今度は大学の清掃員の検視で、男が窃盗の常習犯で出所していたばかりという事実を掴んだ八神は、ただの事故なのか、それとも事件なのか、執拗に調べていく。

そして行き着いた先に、八神を待っていたものは・・・。

なんというか散漫な物語だった。動き出すまでの序章が長い。たくさんの検視が出てきたけど、一体これがなにに繋がるのか、今後必要ですか?っていうくらい、またかよ、って。
そのくせ、動いたのは、数年前に警察が隠蔽したある事件の容疑者の死体を八神が検視したのと、窃盗犯の死体が軸になり、やっと話が動いたよ〜、って。

父親の自殺にはなにやら警察組織の汚職の匂いもするし、父の同僚だった警察官もなにかを知っていそうだし、そのくせそのことはまったく触れずに終わってしまった。

なによりも、八神が行き着いた先はそこだったのか????と、そういうつもりで捜査してたっけ?ってなんか唐突。
それとも、思いがけない展開で、転落していくしかなかったのか。

そうだとしたら哀しい運命だけど、それにしてもどれもこれも中途半端な感じ。
続編書くつもりのラストかな。




posted by じゃじゃまま at 11:53| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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