2011年03月25日

ストーリー・セラー 有川浩著。

≪★★☆≫

sideAとsideBからなる二つの物語。
sideAは、モノを考えると死に近づいてしまうという、世界でたった一人しかいない致死性脳劣化症候群という病気にかかってしまった小説家の女性と、第一号のファンで夫である男性の物語。
二人の出会いは、会社の同僚としてだった。互いを気になる存在として位置づけていながらも近づけずにいた二人だが、うっかり彼女の私物を見てしまい、そこからなんとも、本当にこんな会話する奴いるのか、っていう甘いモードに突入。
そんな二人の生活も、人気作家になった彼女への妬みや家族の問題が起こり、そして病に倒れる。そんな彼女をいつまでも愛し続ける夫婦の物語。

sideBは、女性作家を死なせる物語を書いた作家が、今度は女性作家の夫を死なせるという物語を書こうと思い立ち、そして苦悩する。
二人のきっかけは会社の屋上。彼が手にし、涙ぐんでいる本は、彼女の書いたものだった。
自分の作品のファンでいる彼。自分の好きな作家である彼女。そんな二人は、互いを必要とし、これ以上ないくらい愛し合っていた。
そして、次は女性作家の夫を死なせる物語を書こう、と夫が言い出し、面白そうなんて思った罰なのか、夫が事故に遭い、そして告げられるある事実。

読んでいる間は結構もらい泣きしたんだけど、でも正直分かりづらくて、読み終えてしまうと、今までの作品と違って、あんまり心に残らなかった。

posted by じゃじゃまま at 17:18| 神奈川 ☀| Comment(5) | TrackBack(2) | 有川浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
たしかにわかりにくかったかも。
今となっては「えっと、それでどうだったっけ?」って感じです。
Posted by なな at 2011年03月28日 11:44
「致死性脳劣化症候群」この文字が出た瞬間、ドン引きしてしまいました(爆)

夫婦の会話は、むずがゆくなってしまいましたよ。
Posted by ゆう at 2011年03月29日 19:19
ななさんへ
有川さんの作品にしてはなにも残らなかった感じします。
もっと甘甘でハッピーなのにして欲しいですね。

ゆうさんへ
なにも残らなかったくせに、そういう意味でずっと覚えてそうです。
あ〜〜んな会話する夫婦っているんですかね!!!???
Posted by じゃじゃまま at 2011年04月01日 22:26
こんにちは〜。たしかにストレートじゃなくて、「ん・・?!」てなりますよね。
有川さんは最近少しずつ読みすすめてますが、有川さんといえばベタ甘!かと思いきや、そうでない作品も結構あるのですねぇ。
私も久々に身悶えするほど甘甘なのが読みたいです。笑
Posted by yoco at 2015年02月22日 12:50
yocoさんへ
すっかり内容も忘れてますが、できれば有川さんにはにやけてとろけちゃうようなベタ甘な小説書いて欲しいですね。
個人的には「植物図鑑」が好きですけどね。
Posted by じゃじゃまま at 2015年02月23日 17:46
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