2011年05月06日

歌舞伎町セブン 誉田哲也著。

≪★★★≫

歌舞伎町には歌舞伎町のルールがある。それは堅気でも、ヤクザものでも、守らなければならない。この街で暮らし、この街を潤わせ、法律では括れない、でもそれは無法地帯とは違う。
歌舞伎町でしか生きられなくて、歌舞伎町に根を張って暮らしていく者たち。
古株の商店会関係者が心不全で死んだ。
その死に疑問を持つものがいた。かつて父親が同じような死に方をした、警察官の小川。
そしてフリーライターの上岡。
彼らの前にちらつかせられる、歌舞伎町セブンと欠伸のリュウの噂。

噂を追ううちに、かつて歌舞伎町に存在した殺し屋の集団を知る。
あぶりだされるように噂が現実のものとなっていく。誰がなんのためにあぶりだそうとしているのか。

誉田氏なのでね、油断は禁物。あっさり信じてた者が死んじゃうことも多いからね。
でも序盤では、小川と上岡、煙たくて、この二人なら別にどうなってもいいかも、なんて思ってたのに、結構重要なメンバーになっちゃった?
かつての歌舞伎町セブンと、新生歌舞伎町セブンの対決は、もっと迫力あって、ハラハラさせられるかと思ったけどね。
ストーリー自体はまあまあ面白かったけど。

でも復活した欠伸のリュウ、新生歌舞伎町セブン、まだまだ続くかもね。
東の追及もありそうだし、父親を殺された警察官、小川も仲間になって、そこは意外な展開でグー。本人はそんなつもりないんだろうけど。


posted by じゃじゃまま at 21:26| 神奈川 ☁| Comment(4) | TrackBack(3) | 誉田哲也 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

>誉田氏なのでね、油断は禁物。
なるほどねぇ。
私はたしか「武士道」シリーズから入ったので
こっちの系統は毎回「ギョ!」っとなるけど
この手の方が多いんですよね。

まだまだ物語りは続きそうですね。
Posted by なな at 2011年05月09日 22:50
ななさんへ
どの作品か忘れちゃいましたけど(自分の過去レビュー見ればいいんですけどね(苦笑))え〜〜、ここでこの人死んじゃうの!?ってことがあったので、誉田氏は侮れません。
Posted by じゃじゃまま at 2011年05月11日 16:01
キョウとマサが登場したときには、いよいよここからが山場か!と思ったのだけれど
いともあっさり通り過ぎてしまいましたねー。
上岡と小川を加えた人数合わせのような新生歌舞伎町セブンの活躍(?)を早く見てみたいです。
Posted by ふらっと at 2011年07月09日 06:33
ふらっとさんへ
人数合わせ!!(笑)
もしかしてそうなんでしょうかね〜。
上岡も図々しいし、小川もどっか使えない印象あるので、どんな風に誉田さんが料理していくのか楽しみですね。
Posted by じゃじゃまま at 2011年07月15日 09:14
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