2011年07月08日

県庁おもてなし課 有川浩著。

≪★★★★≫

高知県庁観光部に「おもてなし課」が発足した。
独創性も積極性もない、いかにも公務員な県庁職員たちが、高知県出身の作家、吉門喬介と、県庁伝説の男、清遠と出会い、高知県まるごとレジャーランド化構想を立ち上げ、奔走する。
果たして実現できるのか。

出だしはちょっとスローテンポだったかな。
県庁職員の掛水が、独創性も積極性もない案で作家吉門にこてんぱんにやられ、それでもくらいついていく。
吉門のアドバイスで探していたアシスタントも見つけ、多紀と息の合ったコンビぶりを展開。

そしてもう一つのアドバイス、それが県庁伝説の男、清遠との出会い。
かつて「パンダ誘致論」で県庁の度肝を抜き、そして県庁を追われた男。清遠なくては「高知県まるごとレジャーランド化」構想は立ち上がらなかった。

吉門がなぜ伝説の男を知っていたのか。
吉門と清遠の娘佐和。掛水と多紀。だんだんと読むスピードもアップ!

掛水、多紀、清遠、佐和、吉門が揃い、有川節も健在で、面白かった〜!

掛水と多紀は、もう予想通り。自転車を倒しての出会いから、多分こうなるんだろうな〜と。
吉門と佐和は、お!!って嬉しい誤算っていうか、おや?って思ったので、こっちの恋はニマニマしてしまった。

わたし的には、吉門と佐和の恋の方が胸キュン!

掛水と多紀が二人で一泊の視察?旅行に行くのは、ちょっとドキドキしたけど、ちょっとベタかな。
その前の掛水の部屋での会話も、若干わざとらしいし。

でも彼らが高知県をどうにかしよう、って立ち上がるのはすごいよかった。
私も、そうかそうか、高知県行ってみようかなって思ったもん。各県こうやって民間の視線で考えてくれるといいんだけどね。

トイレをきれいに、って、すっごい納得。そういえばそうかも〜って。
どんなに楽しくても確かにトイレ汚いとがっかりってあるある。あそこトイレ汚いからやだな〜って、そうそう覚えてる!
トイレきれいだと本当に印象いいし。

これは大事だぞ。

そういえばよさこい祭りって高知県じゃなかったっけ?高知県って楽しそう。

posted by じゃじゃまま at 23:21| 神奈川 ☁| Comment(3) | TrackBack(1) | 有川浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
出会った瞬間に先が読めてしまう恋あり
予想外の恋あり
どちらも有川さんでにまにましました。^^*

ほかの県の県庁職員さんたちにも読んでもらいたいですね。
日本中に行ってみたい県が増えるかも〜。
Posted by ふらっと at 2011年07月09日 06:26
掛水が、できる男に変わっていく様子がよかったです。
そして、2つの恋。
有川さんの描く恋は、キュンとなりますね。
Posted by at 2011年07月10日 16:03
ふらっとさんへ
もっと自分のいる県を上手にアピールして欲しいですね。
彼らの考えたキャッチコピー、ないないづくしの、あれなんかとっても印象的なのに、そういうのを採用するような柔軟な考え持って欲しいですね。

花さんへ
掛水君たちの恋は、もうこっちが照れちゃうくらいクサいセリフ満載で、義兄妹の方がキュンとなりました。
Posted by じゃじゃまま at 2011年07月15日 09:12
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