2012年04月27日

絆回廊 新宿鮫] 大沢在昌著。

《★★★★★》


久々に鮫が戻ってきた。

物語の始まりは、鮫島の情報屋からの「警察官殺し」のネタだった。男の正体を突き止めるため、今は消滅した須動会を探るうちに、元組長が殺され、鮫島の情報屋も行方不明になる。
須動会の元組員吉田がすべて握っていた。中国の犯罪グループと謎の男。
男が狙っていた警察官が明らかになったとき、戦慄が走った。そして、どうにか運命を変えられないものかと、悲しい予感がしながらもがんばって読んだ。

なんといっても二つの別れ。
今までもこのままではないんだろうなと感じさせる振りはあったし、そもそもロックシンガーと現職刑事が付き合い続けていくっていうのもそろそり無理かなと。
だから来るべき時が来たってところですかね。
いつかはそんな予感がしていたし、どういう風にするのかなと思っていたけど、バンド仲間のドラッグ絡みなら不自然さはない、か。

晶よりも私は桃井がショックだった。
桃井が狙われているって知ったときから、もう逃れられないんだろうな、と切なくて悲しくて辛かった。

あのオカマめ〜!!!よりによってお前か〜!!と久々に罵った。

まさか鮫シリーズは終わりではないよね。晶が去り、桃井が不在となったこれから鮫シリーズは新しい展開になるんだろうな。

いつからだろう、大好きだった鮫シリーズを買わなくなったのは。
最近の鮫は、なんか理屈っぽいというか小難しくて重た〜い感じがして、ちょっと敬遠してた。
でも今作は、戻ってきた。昔の鮫が。大事な人物がいなくなってしまったのは本当に切ないけど、久々にのめり込めた。
もちろん、一ファンの感想なので、元々変わってなかったかもしれないけどね。

鮫の次回作、心から待っている。




posted by じゃじゃまま at 23:12| 神奈川 ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 大沢在昌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
じゃじゃままさん、興奮しすぎだって(^^ゞ

でも、その気持ちよくわかるなぁ。
ようやくキレのある鮫が帰ってきたって感じがしました。
桃井はいなくなったけど、味方が増えてきているようにも思えるし、次回作の展開がまた楽しみです!
Posted by じゅずじ at 2012年04月28日 16:01
じゅずじさんへ
いや〜、興奮しますって。(笑)
最近のはちょっと読むと肩こりしちゃいましたし、今作は単純に楽しめて面白かったです。
ま、人間関係は複雑でしたけど。

でも、晶とはこのままなんでしょうか。少しでも存在を匂わせてくれる展開を期待します。
絶対次ぎありますよね?
Posted by じゃじゃまま at 2012年05月02日 22:26
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【絆回廊 新宿鮫10】(大沢在昌)を読了!
Excerpt: 晶ちゃんにクスリがらみの内偵が入っているって話、知ってます?  まずは来訪記念にどうかひとつ!  人気blogランキング【あらすじ】巨躯。凄味ある風貌。暴力性。群れない―。やくざも恐れる伝説的アウトロ..
Weblog: じゅずじの旦那
Tracked: 2012-04-28 15:55
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