2006年11月23日

ホームタウン 小路幸也著。

妹が失踪した?そして婚約者も。挙式間近の二人になにがあったのか?
社内の内部監査をしている柾人と妹木実は、人殺しの血が流れている。
過去がなにか関係あるのか?期待しすぎていたせいか、失踪の事実を知るまで、物語的にはそれは序盤のことなんだけど、その序盤でつまづいてしまい、3日ほどかかってしまった。

失踪・・・それを調べるのは兄。柾人の仕事は、まさしく人の裏を調べたり、細部まで虱潰しに探すこと。今度はそれを妹の失踪の真相を突き止めるためにしなくてはいけない。
でもなんだか安心して読んでいられるのは、柾人の周囲には、胡散臭いけど、裏のフィクサーややくざの元幹部がいて、みんな柾人や木実を見守り、助けてくれる。

なんだか温かいんだよね。

でも正直、木実の部屋から謎の写真が出てきた瞬間、私は木実に関しては分かってしまった。詳細はもちろん分からないけど、でもそういうことなんだろうな、と。
婚約者に関してはさっぱりだったけどさ。そっちは事件性がプンプンだったけど、木実が抱いてしまった不安や自分の血への罪悪感。なんとなく察することができて、胸が苦しくなってしまった。

淺川さんって、思わせぶりだったわりに、もしかしていらなかった?


posted by じゃじゃまま at 14:51| Comment(4) | TrackBack(1) | 小路幸也 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
気にいっていただけたようで、よかったです。
事件はちょっと胡散臭いけど、雰囲気が
温かい本ですよね。

今日『東京バンドワゴン』を借りてきました。
正直読みきれるのか???って自分でも
謎ですが。。。
たくさん借りてしまいました。
Posted by とも at 2006年11月25日 16:28
ともさん、こんばんは〜。
そうなんですよ。温かいんですよ。小路作品は、こんな風に温かいんでしょうかね。またともさんのブログ楽しみにしてます。
私も、今予約が回ってこないので、すぐに借りられる本を数冊借りてしまいました。
Posted by じゃじゃまま at 2006年11月25日 17:02
じゃじゃままさん、こんばんは。
途中はちょっとハードボイルド風の展開で、どうなるんだろうって。
でも、温かさのある作品でしたね。
『東京バンドワゴン』もいいですよ。
Posted by 雪芽 at 2007年09月17日 20:21
雪芽さんへ
温かな作風の作家さんなんですね、小路さんって。「東京バンドワゴン」大家族のお話ですか、嫌いじゃないかも。秋は寂しい気分なので、わさわさ賑やかなの読みたい気分です。

Posted by じゃじゃまま at 2007年09月17日 22:34
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