ところどころに出てくる映画のタイトルが嬉しい。「キャプテンスーパーマーケット」なんて普通出てこないよ。(笑)
妙に心温まったり、悲しくなったり、辛くなったり。でも全体を通して、やはり温かい。一時期は、無差別にいろんな人が殺されたそうだ。絶望でパニックになり自暴自棄になった人たちが、苛立ち、暴徒と化すことによって紛らわせていたんだろうな、恐怖を。
「ヒルズタウン」の人々の身内も、缶ジュースを買いに行って撲殺されたり、自殺しちゃってたり、すごく悲しいはずなのに、悲しんでるよりも、終わりを分かっているのにそれでも生きなくちゃいけない方が辛いのかな、と思わせる。
世界の終わりを宣言されてからの5年間がどんなものだったのか、そのパニックの中生き延びられたことの方が不思議に感じてしまえる。
物語は、その5年間は回想の中で、そんなだった、と語られるだけで、あと3年生きていられる、生きなくちゃいけない人々の物語。
ずっと絶縁状態だった親子、ずっと子どもができなかった夫婦、妹の敵を討とうとする兄弟、あと3年で恋をしたいと思う女性、強くなりたいと思う少年、自殺する前に旧友に会う青年、家族ごっこをする家族を亡くした人々、ビデオ屋さんの家族、それぞれがなんだか温かいんだよね。世界は終わるのに、最後に家族円満だったり、本当は後味悪いはずなのに、もし世界が終わるなら、やっぱり平和で終わりたいな、家族でいたいな。
土屋さんの気持ち、家族で一緒に最期を向かえられるのが幸せなんだよ、って、そうだ、これが、終わるのに前向きでよかったんだよね。
伊坂作品は初めてだけど、どうですかね?いい作家さんですかね?



2年がすぎて、あと3年、こんなにゆったりしているんだろうか、パニックに陥ってめちゃくちゃな社会になってしまっていないのだろうか。いざとなれば、人間は賢くなれるのだろうか。そんな気持ちで読んでいました。
伊坂作品は洒落た会話・文章が特徴なようです。
「ラッシュライフ」は読んで巧いと思いました。
伊坂ファンは多いですね。
個人的には、この作品のほうが好みですが(笑)
確かに伊坂ファンは多いように感じました。でも今まで全然知らなかった。またリストが増えて嬉しいやら焦るやら。(苦笑)
あと3年、諦めの境地なんでしょうか。
ゆうさんへ
伊坂作品初めてで、どんなジャンルなのかもさっぱりなのですが、「ラッシュライフ」読んでみますね。
最初に読んだ本が合わなくて。
『終末のフール』『ラッシュライフ』
何となくおもしろそうだから、読んでみよ
うかな〜
また、個性的は人が登場します。それも魅力の一つです。
でも、好き嫌いに分かれる作家さんのようですね。
私は、好きですよ。
シンシンと寂しくて、だけど温かい。
素敵な物語でしたよね。
初伊坂さんだったんですね。
私も伊坂さん大好きです。
なんとなくもったいなくて初期の作品
残してたりします(笑)
諦めと絶望の中でも、それぞれに生き方を模索する姿が印象的でした。
私、伊坂さん大好きなんですよ〜
モンガさんのおススメされている「ラッシュライフ」の他にも、「チルドレン」なども好きです(記事にはしてないんですけど…))
伊坂作品駄目ですか。でもそういう作家さんがいるのって分かる気がします。
私にとってまだ伊坂氏は未知数で好きになれるか駄目なのか判断できません。
ところで、ともさんでしたっけ?以前「ミッケ」の話していたの。
花さんへ
本当にファンの多い作家さんですよね。まだ未知数なんですけど、決して嫌いではないんですよね。まだまだ伊坂氏の魅力を充分に満喫していないので、読んでみます。
ななさんへ
シンシンと寂しいんですよね!そうなんですよ。
もったいなくて残しておく、って分かります。ななさんは、好きなものを最後まで取っておいて食べる方ですか?(笑)
エビノートさんへ
すごく寂しい結末で絶望的な未来しかないのに、それでも登場人物が前向きだったり、幸せだったりして、だからこちらまで温かい気持ちになってしまって、本当不思議ですよね。
なぜ??
子どもの学校で今「ミッケ」が大人気で、うちもせがまれて買ったんですね。後から「あ!もしかしてこれがあの『ミッケ』??」と気付いて。で、ともさんだったと思って、ブログ遡ったんですけど、見つけられなくて・・・聞いてみました。(笑)
すごくハマりますね!!うちが持っていた「文明の迷路」とか「どこどこどこ」よりももっとセンスがいいです。