2012年09月11日

荻窪シェアハウス小助川 小路幸也著。

《★★★☆》


ちょっと訳ありな人々が集まるシェアハウス小助川。
相次いで両親を亡くし病院を閉めてしまった小助川鷹彦先生。父を亡くし、ずっと母の手助け弟妹の世話に明け暮れていた佳人。かかりつけの医院だったタカ先生が大家さん、気心の知れた佳人はプチ管理人ということで、入居者はシェアハウスを手がけた相良さんが吟味して決める。
ここは仲間の集うところではなく、あくまでもそれぞれが暮らして行く場所で、それぞれが暮らしていくために協力し合ってゆるく楽しくやっていきましょう、と相良さんは言いながらも、なにやら企みがありそうな?

いつしか仲間以上家族未満な意識で繋がっていくハートウォーミングな物語。

それぞれが抱える問題や秘密が明らかになっていって、最初は、仲間ではない、契約が終了したらいつ出て行ってもいいはずだったシェアハウスなのに、いつしかしっかり絆ができてしまってたね。
ずっと弟妹や母の手助けをしているだけで自分のことは後回しだった佳人も、両親を亡くした後気力がなくなって病院を閉めてしまったタカ先生も、それぞれが将来の夢を見つけてよかった。
このまま大吉さんと佳人とタカ先生が一緒にがんばるのかなって思える終わり方が嬉しい。




posted by じゃじゃまま at 21:49| 神奈川 ☀| Comment(3) | TrackBack(1) | 小路幸也 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小路さんならではのハートウォーミング物語ですね。
現実ではなかなかこうはいかないとは思うけれど、読書タイムのひとときはじんわりあたたかい心持になりました。
Posted by ふらっと at 2012年09月12日 05:53
おはようございます。
ホッとできる物語で小路さんらしかったですね。
Posted by なな at 2012年09月13日 08:56
ふらっとさんへ
小路さんはいい人なんでしょうね。(笑)こんな温かい視線で人々を見れるのだから。

ななさんへ
さすが小路さんですよね。私には思いつきません。(爆)
Posted by じゃじゃまま at 2012年09月21日 17:49
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荻窪シェアハウス小助川*小路幸也
Excerpt: 荻窪 シェアハウス小助川(2012/02/22)小路 幸也商品詳細を見る やりたいこと、夢、特になし。自慢は家事の腕前だけ。そんな佳人が背中を押されて始めたのは、見ず知らずの男女6人+管理人のタカ先..
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Tracked: 2012-09-12 05:55
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