2007年02月13日

不祥事 池井戸潤著。

≪★★★★☆≫

いや〜、面白かったです!!銀行内部ものでは、一番好きかも?
調査部の相馬と、有能なテラー(っていうんですね)花咲舞。二人が各支店での問題点というか悪事を見抜き成敗する連作短編集は、まるで一話完結の時代劇、暴れん坊将軍や水戸黄門を見てるようで、小気味いい。

正直、1話目の「激戦区」はつまんなかったです。こんな調子じゃどうしようかな〜と思いつつも読んだ2話目の「三番窓口」いいぞ、だんだん時代劇のノリ。いや、話は現代ですけどね。
特に怒り心頭だったのは3話目の「腐魚」。このバカ息子!!バカバカ!!100発往復びんたで、ペンチでほっぺた引っ張りたい!ってくらい燃えた。

どの話にも憎たらしい悪がいて、ラストは分かっていても(時代劇の展開だからね)それでも毎回怒りで心臓バクバクしてしまった。ちゃんと善と悪が存在して、悪がそのままなわけないじゃないって。
どうせならあの出世欲の塊のおっさんの失脚も見てみたかったけど。

東京第一銀行・・・池井戸作品は銀行内部ものが多いので、もしかして登場人物、リンクしてる?ちらっと出てきた時枝さんってどこかで見た名前な気がするんだけど。

posted by じゃじゃまま at 23:30| Comment(8) | TrackBack(2) | 池井戸潤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おもしろそうですね♪
じゃじゃままさんの感想もおもしろかったです。
Posted by とも at 2007年02月14日 15:52
ともさん、こんにちは。
池井戸さんは元銀行員だけあって銀行内部や金融ものが多くて、面白いのにテーマで少し損してる気もします。ちらっと見てやめちゃう人もいるんじゃないかと・・・。
これは1話目はさらっと読んで(笑)、2話目からはぐいぐい行きますね〜。是非是非!!
直木賞候補作の「空飛ぶタイヤ」も力作で読み応え充分のお薦め本ですよ〜。
Posted by じゃじゃまま at 2007年02月15日 10:26
 面白そう〜!…と思ったけど、単行本なんですね。ということでデビュー作の『果つる底なき』を読みました。
 はまりました!既に『仇敵』を読了。ひとまず文庫本制覇したいと思います。(^o~)b
Posted by higeru at 2007年02月25日 19:38
ハマりました!?\(^o^)/
テーマで敬遠されがちですよね。
池井戸さんは相当頭のいい方なんでしょうね、あんな難しいテーマでも分かりやすく面白く書けるなんて。

そして善と悪、テンポよく、期待を裏切らない展開がいいですよね。でも以前の作品はやっぱりちょっと難しかったんですけど、徐々に、最近のは読みやすくなって嬉しいです。
「不祥事」文庫になるといいですね!
Posted by じゃじゃまま at 2007年02月26日 10:04
こんにちわ〜☆
なかなか面白そう!ぜひぜひ読んでみます。
でも時枝さん探しに他の作品から読んでみようかなぁ。迷う〜
Posted by musagoro at 2007年02月26日 15:44
musagoroさんのレビューも楽しみにしてます。
時枝さん見つけたら是非ご一報を。(笑)
どっかで見たような気もするんですよね。池井戸さんは銀行内部のものが多いので、実は全部話繋がってたらすごいですよね。
Posted by じゃじゃまま at 2007年02月27日 21:14
 いや〜、面白かった! 舞にホレました!
 確かに一話目は何だか尻切れトンボ的でしたね。

 とことで、デザイン変えましたね! 私もずっと変えたいと思ってるんですが…あとひと月ちょっとでブログ初めて一年なので、その時には何とか…。
Posted by higeru at 2007年09月11日 01:07
あの時代劇のクライマックスのような盛り上がりに血が騒ぎました。(笑)

デザインは・・・悲話(笑)です。
この間息子にとんでもなく当って叩いてしまったお詫びに、息子の好きな星や空をイメージするのを選びました。これ見るたびに、子どもを思い、あの反省を忘れないために、と、とてつもなく重い理由でしたね。(爆)
Posted by じゃじゃまま at 2007年09月11日 09:58
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果つる底なき
Excerpt:  じゃじゃままブックレビューの『不祥事』という作品のレビューを読んでで面白そうだなぁと思ったのだが、単行本だったので、福井晴敏の『Twelve Y.O.』とともに江戸川乱歩賞を受賞した作品となれば面白..
Weblog: higeruの大活字読書録
Tracked: 2007-03-03 17:04

【池井戸潤】不祥事
Excerpt: 講談社文庫 2007/8/10 第 1 刷発行  上の者にはてんで弱いが、かつて名を馳せた融資係としての腕は確か、東京第一銀行事務部調査役の相馬健。相手が誰であろうと悪いことは悪いと言ってはばか..
Weblog: higeruの大活字読書録
Tracked: 2007-09-11 00:52
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