2007年03月28日

アクセス 誉田哲也著。

ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。この大賞といえば五十嵐貴久氏の「リカ」と黒武洋の「そして粛清の扉を」がダントツで面白い!
アクセス」も今回初めて読んだけど、うんうん。いいんじゃない?携帯もネットも無料になるというプロバイダ。ただし友だちを登録させればようやく自分が無料になるという、いわゆるネズミ?
まさかそこにアクセスすることと、その後に起こる悪夢のような出来事が繋がってるとは、思わなかった。
それは当然説明のつかない世界。だってホラーだもん。

でもこういうの好きなんだよね〜。一番ゾクゾクしたのは、なんとかして契約を解約しようと学校に侵入した可奈子といとこの雪乃と同級生の翔矢。追ってくる喜多川。超超超怖い!!!!!
これがもしも映画だったら、一番の見せ場じゃないだろうか。
その前のオタクっぽい変態男の出現もかなり不気味だったけど、あの学校のシーンがゾクゾク度ナンバー1。

で、疑問は残るけどね。丸山はどこ行っちゃったの?肉体は?
親友の恋路を邪魔するような尚美と、あっちの世界で再会した尚美。可奈子はやたらと感激してたけど、そりゃ助けてもらってるけど、恋路を邪魔するような奴とは私は友だちではいられないけど。
肉体を取り戻すための作戦は、かなりよかったけど、ラストの雪乃の復活だけはちょっと疑問。
可奈子の選んだ道はそれでよかったのか?新たな苦悩があるだけじゃないの?やめときゃいいのに、とちょっと不満かな。

いわゆるホラー映画は嫌いだけど、小説のホラーサスペンスは好き。この大賞がなくなってしまって寂しいな。
posted by じゃじゃまま at 19:24| Comment(4) | TrackBack(2) | 誉田哲也 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。五十嵐貴久です。ちなみに本物です。
「リカ」感想ありがとうございました。
さて、そんな五十嵐ですが、ミステリーも書いておりまして、つい先日出しましたのが、「シャーロック・ホームズと賢者の石」というタイトルの本です。なかなかユニークな出来だと自負しておりますので、よろしかったらお読みください。光文社、カッパノベルスより、ただいま絶賛発売中でーす。では、五十嵐でした。
Posted by 五十嵐貴久 at 2007年06月21日 22:22
「リカ」は本当にゾクゾクしましたよ〜。
できればあの怪物女(失礼)リカのその後も書いて欲しいくらいです。
「シャーロックホームズと賢者の石」タイトルだけでも面白そうな予感がしますね。
Posted by じゃじゃまま at 2007年06月26日 16:59
こんばんは。
読み飛ばしたのか現世での失踪にも気付かず、あちらの世界でも突然消されてしまったりと、丸山の存在って何だったのだろう。
それに主人公だと思っていた子が、実は主人公と違っていたり。帯にファン急増中って、そんなのありですかね。
それと殺人鬼になった彼も中途半端。
だけど悪くなかったのが不思議です。

この人、宣伝熱心ですね。と関係ない話をボソリ。
Posted by しんちゃん at 2007年11月20日 18:20
あの学校のシーンはゾクゾクもので、これが映像化されたらあそこ見せ場ですね。
設定にちょっと無理があった気もするのに、なかなか面白かったですね。これがデビュー?作だったから許せたのかな。

ところで、しんちゃんのブログ見れないんですけど、どうすればいいんだろう?
Posted by じゃじゃまま at 2007年11月24日 17:02
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