2013年10月11日

ブルーマーダー 誉田哲也著。

《★★★》


姫シリーズ最新作。
前作をすっかり忘れていたので、姫が所轄になって菊田と終わってしまったこととか、暴力団関係者と恋仲になったこととか、え〜、そうだったっけ??ってちょっと衝撃だった。

姫のいる池袋署管内で、出所したばかりの暴力団組長が殺害された。
骨という骨が折られ、かなりの暴行を受けたとみられる。そして、組織内の幹部たちも姿を消している。
姫シリーズだからね、ゾクゾクするような展開になるだろうなと思っていた通り、やたらと死体が出てくる。
暴力団同士の抗争なのか、中国系も暴走族上がりの半グレと呼ばれる者たちも、狙われ姿を消している。
姫たちは、まだ手がかりもつかめない。

千住署に異動になった菊田は、護送中の車両から逃走した容疑者の情報を元に池袋を捜査しているところで、姫と再会する。
なんと!菊田は結婚してしまったんだね〜。なんとも悲しいよ。どうしても、菊田が西島秀俊に見えてしまって、切ないことこの上ない。ドラマってすごいね。
菊田のセリフは全部西島君がしゃべっている!!

数年前、元警察官をスパイとして暴力団に潜入捜査させていたが、ある時から連絡が取れなくなった。それはかけた梯子を途中で外すような行為で、一体潜入捜査させた元警察官は一体どこへ?
正体がばれて消されてしまったのか。

この三つの出来事が絡み合い、軸となり、やがてすべて繋がっていく。

その間も、次々と被害者は増え、犯人の目的は、社会のくずを始末すること、自分を騙した者たちへの復讐。その殺害の方法がまた何ともいえず、さすが「ストロベリーナイト」の誉田氏。

真面目でその正義感が災いして、警察を辞めた木野。目をかけてくれた下井のために潜入捜査を引き受けたが、上司の裏切りにより、正体がばれてリンチを受ける。
この件も、ほら、西島君がドラマでやっていたダブルフェイスを思い出して、断然木野の気持ちに感情移入しそうになる・・・んだけど、痛そうだし、残酷なんで、なんとも。

菊田と姫は残念だったけど、ドラマと違ってガンテツと姫の掛け合いが笑っちゃって、救いがあった。ドラマのガンテツは、武田鉄也じゃ幻滅。いかにも嫌な奴にしかならないし。ついでいえば、竹内結子でもないんだけどね。

とりあえず、この先どうにもならなそうな菊田の恋が完璧に終わって、新たな気持ちで姫シリーズ、ガンガンに頑張って欲しい。



posted by じゃじゃまま at 17:26| 神奈川 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 誉田哲也 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まったく、映像の威力は圧倒的ですね。
菊田、西島さんの声でしゃべっていました、わたしの頭の中でも。^^;
姫川もおっしゃる通りだし、ガンテツもまったくねぇ…、という感じですね。
小説の中のガンテツにはなんだかんだ言っても愛があります(たぶん)。

それにしても、相変わらず凄惨な場面が多くて滅入ります。(><;
Posted by ふらっと at 2013年10月11日 18:24
ふらっとさんへ
西島さんは、ドラマの「ダブルフェイス」といい、いい男っぷりですね〜。
だからなおのこと菊田・・・残念ですが、ようやく決着つきましたね。

姫シリーズのこの切ない感じ、好きなんですよね〜。
西島さん以外で小説よりもいいところ、ドラマにはないですね。
Posted by じゃじゃまま at 2013年10月16日 16:58
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