2013年10月23日

悪の教典 下巻 貴志祐介著。

《★★☆》


下巻読む前に映像化を観てしまったんで・・・。
でもやっぱり原作の方が奥深いよね。

女子生徒や教師から絶大な人気と信頼を得ていた蓮実。邪魔者は冷酷なまでに排除し、生徒たちをコントロールし、女子生徒をも欲しいままに弄んでいた。
自分の本性に気付いた生徒を罠に嵌め殺戮し、どっかでばれそうなものなのに、なかなかばれない運の強さというか。

映画ではなぜ蓮実が生徒全員皆殺しまで行ったのか、唐突でなんの説明もなかったような印象なんだけど。
小説では計画の狂いがきちんと書かれていた。蓮実の本性を暴こうと圭介が探っていることに気付き、逆に罠にかけ殺害した。
ところが、アリバイ工作で圭介の携帯を持っていることに女子生徒に気付かれ、そのために文化祭準備の日、自殺に見せかけ殺そうとしたところから悪夢が始まる。

屋上に呼び出して投げ落としたが、二人の気配に気付き後を尾けていた生徒がいた。
それも口封じのために殺す羽目になり、死体を一時的にトイレに隠したが、どんどんほころびが出そうになり、結局全員殺すことを決意する。

広い校舎、生徒数十人、よくもまあやり遂げたもんだ。

怖いけど、究極のリアル鬼ごっこだね。

広いんだからなんとか逃げ切れそうなものなのに、監視カメラやどこの窓を開けたか分かるシステムにより、どのように逃げようとしても蓮実に分かってしまう。
怖いね〜。
映画を観ていたので、どのように逃げ切った生徒がいたかは知ってたけど、ここだけは映画の方が迫力あった。
でも蓮実の異常性は映画では描ききれないよね。

次のゲームって・・・死刑かそうじゃないか、ってそういう闘いは結構かな。



posted by じゃじゃまま at 22:02| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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