2014年05月31日

恋雨 柴田よしき著。

《★★★☆》

不倫の恋に破れ、仕事も失った茉莉緒は、偶然の出会いから、伸び悩んでいる若手俳優・雨森海のマネージャーに抜擢される。だが、その直後、撮影現場で殺人事件が発生し、海の関与が疑われる事態に。奔流のごとき芸能界で必死にもがく茉莉緒は、海を守り切ることができるのか。若手俳優を襲った“殺人スキャンダル”に新人マネージャーが立ち向かう傑作恋愛ミステリー!  (「BOOK」データベースより)

柴田氏らしいなと思った。
恋に破れ仕事も失った女性が、ふとしたことからモデル出身の俳優と出会い、そこからマネージャーとして再出発する。
芸能界に入ってみたら、担当タレントの海と、海をこの世界に引っ張った元マネージャーは恋仲であることを知らされ、海への恋心が芽生えていた茉莉緒はまたもや苦しい恋愛をすることとなる。
だけど、海と元マネージャーの恋愛も終わり、茉莉緒は海から必要とされる存在へとなっていく。

この辺りの胸キュンの感じが、ロマンチストの柴田氏らしいな、と。

物語には殺人事件も加わるんだけど、これがまた全然犯人が分からない。そして、海へ抑えられない恋心を持つ女性は茉莉緒だけではなかった。
茉莉緒が何度も遭遇する謎の女性の正体、冒頭での自殺、盛り沢山で最後には繋がっていく。

ミステリなんだけど、やっぱり柴田氏はロマンを忘れないんだよね。

茉莉緒と海の結末は、なんとも切なくて、殺人事件の犯人とかそんなのどうでもよくて、この二人、どうなっちゃうのかな〜って、そっちがメインで気になった。

posted by じゃじゃまま at 22:59| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | 柴田よしき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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