2014年08月21日

冬芽の人 大沢在昌著。

《★★》

大沢氏ってハードボイルド作家の位置づけだったのにな。
ハードボイルドというよりも、恋愛小説にしか思えなかった。
ある事件で起こった事故がきっかけで、先輩刑事、前田を死なせてしまい、その妻からは不倫を疑われ、弁解する機会もないまま、責任を感じてOLに転職した元女刑事、しずり。
前田の墓参りで、前田の前妻との間に生まれた息子と出会ったしずりは、前田が死んだ事件を語るうちに、やがて事故だと思われていたものが事件であったのでは?と疑念を持ち始め、前田の息子、岬人と共に真相に近づいていく。

そもそもしずりと岬人は15歳以上も歳が離れてるのに、どうやらすっごい美人で、歳を感じさせないくらい大学生の岬人を夢中にさせてしまうらしい。
職場の上司からも、前田からも好意を持たれていたしずり、そんなヒロイン像・・・好きだよね〜。
ま、ブスよりいいけど。

で、まさかまさかのどんでん返しの結末で、そんなとこに黒幕がいるのって気付かないよね〜。
しかも、前田って悪徳刑事だったわけだし。そんなの、あり?って思うくらい現実味ないけど。
最初の事故に見せかけた殺人も、これが人通りの少ない道なら狙いやすいだろうけど、交通量の多い道路で、そんなにうまく事故に見せかけて轢けるかね?って思うし。

事件よりも、しずりと岬人の恋愛小説を読まされてるみたいだった。




posted by じゃじゃまま at 09:35| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 大沢在昌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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