2014年10月20日

芸者でGO! 山本幸久著。

《★★★☆》

お仕事小説ですね〜。山本氏のお仕事小説は、本当に楽しいし、ほんわかしてくる。
アヒルバスのデコがゲストなのも、ファンにとっては嬉しいし。

八王子で芸者をしている、置き屋「夢民」五人衆。
男に振られて芸者になった、元女子高生、晴子。
その晴子の元彼の友達、佐野君に夢中な十も年上の紗英。
元看護師で高校生の息子がいるシングルマザーの千香。
プロレス歴はほんのひと月でリングネームすらもらってないのに、そっちの方が興味持たれる優月。
みんなの憧れで、ちょっと遠巻きにもされる謎の喜久代。

どれもこれも、いろんな事情があるんだけど、ふっと笑ってしまったり、涙ぐんだり。

紗英の章では、最後佐野君が帰ってこなくなって、どうしたんだろう?って、佐野君のお父さんが出てきたりで、嫌な予感で終わったよね。
千香には、結婚式前日に事故で亡くなった婚約者との子供がいて、当時の仲間たちが千香にはいてくれたのが嬉しかったし。
女らしくなりたくて芸者になった優月、恋には縁遠いのかなってイメージだったけど、なにやら素敵な出会いがあるし、謎の多かった喜久代さんには、辛い辛い過去があって、別れた子供との再会は・・・ないのかな。

大団円のラストのようで、ちょっとずつ余韻を引きずりながら終わったのも、いい味。

佐野君と逃避行に走った沙英は見つかったのか。
置屋「夢民」が千香が継いでくれれば、なんか安心だしね。だって、千香には亡き婚約者との間の息子を抱えて、これからも女手で頑張って欲しいしね。

なんだろうな〜、なんか嬉しくなる物語でした。

posted by じゃじゃまま at 12:07| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 山本幸久 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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