≪★★★★★≫
誉田氏の青春ストーリー、私には初めてだった。でも今までの作品の中でも言い回しが女性的だったり、面白かったりしたので、ミステリでもサスペンスでもない青春物、確かに書けそうだもんね。
二人の少女剣士の物語。一人は凄腕(笑)で、常に勝敗にこだわり、相手に勝つこと、周りはすべて敵!と頑なな少女、香織。
もう一人は、それまで日本舞踊をしていて部活に日舞がなかったからそんじゃってんで剣道を選んだだけの早苗。でも素質は充分、まるで岡ひろみだね!
この二人が、互いに自分にないものを相手から吸収し、成長していくって話だね。少年ならよくあるけど、少女ってのは小説で珍しい?
勝ちにこだわり香織が、いつしかなんのために?勝ってどうするんだ?と迷いが生じる辺りも別段長くページを割いてるわけじゃないのに、丁寧で、理解できた。
そして、香織がなにに勝ちたいと思っているのかも。
なぜか泣けたんだよね。香織が夜の公園でどうしてあの時「つらい」って言わなかったのかな、って呟くシーン。
あの、勝つことがすべてでいつも苛立っていた香織が、初めて年齢にふさわしい女の子に戻った瞬間だった。
父と娘の間に生じた誤解、いいじゃん、誉田さん!私は泣いたよ。
香織と早苗の友情も、再会するシーンは上出来。
そうだった、うちの家系も剣道やってた人口少々存在してて、高校時代母に「剣道やれば?」って言われたんだった。で、見学に行ったらこれがもう怖くて怖くて。上級生が顧問にこてんぱんにやられてて泣いてるんだもん。
剣道とか武道って簡単に、礼儀と精神の世界に憧れて子どもにさせようと思う人多いけど、簡単なもんじゃないね。親のそれなりの理解とやる方も好きじゃないと、無理矢理で続けられるもんじゃないな。
ちょうど息子に剣道・・・なんて想像してたけど、ちょっとやめときます。
「武士道シックスティーン」家族の物語でもあり、友情物でもあり、青春そのものだった。これも買い、かな。
2007年09月09日
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/54577717
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
「武士道シックスティーン」誉田哲也
Excerpt: 武士道シックスティーン誉田 哲也 (2007/07)文藝春秋 この商品の詳細を見る3歳から剣道一筋で生きてきて、新免武藏に傾倒し全中で準優勝をした磯山香織。彼女の剣道とは、勝つか負けるか、斬るか斬ら...
Weblog: しんちゃんの買い物帳
Tracked: 2007-09-09 16:44
武士道シックスティーン 誉田哲也
Excerpt: イラストは長崎訓子。デザインは池田進吾(67)。書き下ろし。心は剣豪・兵法者、『五輪書』が座右の書、全中二位でも負けが悔しい磯山香織。区民大会で無名選手にまさかの敗北。勝者は…長く構えられること、上達...
Weblog: 粋な提案
Tracked: 2007-09-09 23:59
武士道シックスティーン 〔誉田 哲也〕
Excerpt: 武士道シックスティーン誉田 哲也 文藝春秋 2007-07売り上げランキング : 4830おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools≪内容≫「ようするにチャンバラダンスなんだよ、...
Weblog: まったり読書日記
Tracked: 2007-09-30 22:12
『武士道シックスティーン』 誉田哲也
Excerpt: 。 こちら 。 誉田作品で、誰も死なない異色小説(!?) そして、爽やか!!(」°ロ°)」
Weblog: ☆★☆また楽しからずや!★☆★
Tracked: 2007-12-10 06:32
本「武士道シックスティーン」
Excerpt: 武士道シックスティーン誉田哲也 文藝春秋 2007年7月 小さい時から剣道一筋、全中2位の香織は、区民大会で無名の相手早苗に負けてしまう。香織は、早苗を負かすべく東松学園高校へ進学するが・・・・・・...
Weblog: <花>の本と映画の感想
Tracked: 2008-01-07 22:30
「武士道シックスティーン」誉田哲也
Excerpt: 武士道シックスティーン誉田 哲也JUGEMテーマ:読書柔の早苗と剛の香織はまたとない好敵手。勝負の行方は? 真の強さとは? 青春時代を剣道にかける女子二人の傑作エンターテインメント。「武士道シックステ...
Weblog: ナナメモ
Tracked: 2008-08-18 23:15
http://blog.seesaa.jp/tb/54577717
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
「武士道シックスティーン」誉田哲也
Excerpt: 武士道シックスティーン誉田 哲也 (2007/07)文藝春秋 この商品の詳細を見る3歳から剣道一筋で生きてきて、新免武藏に傾倒し全中で準優勝をした磯山香織。彼女の剣道とは、勝つか負けるか、斬るか斬ら...
Weblog: しんちゃんの買い物帳
Tracked: 2007-09-09 16:44
武士道シックスティーン 誉田哲也
Excerpt: イラストは長崎訓子。デザインは池田進吾(67)。書き下ろし。心は剣豪・兵法者、『五輪書』が座右の書、全中二位でも負けが悔しい磯山香織。区民大会で無名選手にまさかの敗北。勝者は…長く構えられること、上達...
Weblog: 粋な提案
Tracked: 2007-09-09 23:59
武士道シックスティーン 〔誉田 哲也〕
Excerpt: 武士道シックスティーン誉田 哲也 文藝春秋 2007-07売り上げランキング : 4830おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools≪内容≫「ようするにチャンバラダンスなんだよ、...
Weblog: まったり読書日記
Tracked: 2007-09-30 22:12
『武士道シックスティーン』 誉田哲也
Excerpt: 。 こちら 。 誉田作品で、誰も死なない異色小説(!?) そして、爽やか!!(」°ロ°)」
Weblog: ☆★☆また楽しからずや!★☆★
Tracked: 2007-12-10 06:32
本「武士道シックスティーン」
Excerpt: 武士道シックスティーン誉田哲也 文藝春秋 2007年7月 小さい時から剣道一筋、全中2位の香織は、区民大会で無名の相手早苗に負けてしまう。香織は、早苗を負かすべく東松学園高校へ進学するが・・・・・・...
Weblog: <花>の本と映画の感想
Tracked: 2008-01-07 22:30
「武士道シックスティーン」誉田哲也
Excerpt: 武士道シックスティーン誉田 哲也JUGEMテーマ:読書柔の早苗と剛の香織はまたとない好敵手。勝負の行方は? 真の強さとは? 青春時代を剣道にかける女子二人の傑作エンターテインメント。「武士道シックステ...
Weblog: ナナメモ
Tracked: 2008-08-18 23:15



玲子しゃあ〜んの井岡です。
それを思い出して、くつくつ笑いながら読みました。
そうなると香織はお蝶婦人なのでしょうか?(笑)。
香織と早苗の友情、成長していく姿がしっかり描かれていて、結末は爽快でしたね。
井岡ね〜〜。
なんとも侍?口調に笑ってしまいました。
勉強はその時にする、案ずるな。とか。(笑)
香織はあの年頃の子からすればとっつきにくい奴かもしれないけど、でもなんか可笑しかったですよね。
藍色さんへ
そうそう、成長していく過程がきちんと伝わってきて、香織が本当はお父さんに褒められたかった、岡巧にやきもち妬いてた、ってところ、自分では覚えてないんだけど、読んでて、ああ、そうなんだろうな〜、なんだか分かるな〜って。
夜の公園や、実はお父さんも香織のこと心配してた、って泣けました。
登場するすべての人が魅力的でしたね。
恋愛も絡んでくるのかな…と思ってたんですが、欲張りすぎでした(^_^;)
でも、二人の成長が爽やかで、素敵な物語でした。
満足♪
私も大満足でした。剣道について無知でも全然OKで、剣道の相手との間というかそんなところも分かりやすかったですね。
香織が壁にぶつかるところも、なんかリアルでよかったです。
香織と早苗のその後も読んでみたいような、でも誉田氏にはどんどん他の作品も書いて欲しいような。
しんちゃんとこからきました(* ̄∇ ̄*)
今さっき、
『武士道シックスティーン』読み終えましたよ♪
設定は、
『ジウ』3部作を書いてなかったら生まれなかったかもですね( ̄▽ ̄)σ
爽やかで良かった!
こういう2人の対照的な主人公を軸にした誉田作品、今後も読みたいな〜(* ̄∇ ̄*)
ではでは、トラバさせていただきまーす☆
TB&コメントありがとうございます。つたまるさんのところお邪魔したんですけど、TBうまくできなかったみたいで。(涙)
誉田さんは、両極端な作品書きますよね。私は、こういうのも好きです。
二人のその後もまた読んでみたいですね。
悩みながらも、周りの人の助けを得て成長して行く様子がていねいに描かれていてよかったですね。
青春時代に、なにかに打ち込めばよかったな!と思いました。今さらですけどね。(苦笑)
常に人に勝つことばかり考えていた香織が、立ち止まって自分の内面を覗いたところなんて、非常によかったです。
本当にかわいらしかったです。
私、息子に剣道やらせたい!
臭いのがちょっとだけどね。
この本すごく気に入っちゃって、後日買ったんですよ〜。そのわりに読まないけど。(爆)
剣道か〜〜。私は息子にバスケやらせたいです。(^^)
公園の磯山のシーンは、壁にぶち当たって破っていく心境が分かりやすくて、大好きなんですよね。泣いちゃったし。