2007年09月16日

小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所

「こち亀」の両さんがいた。鮫島と晶と藪、そして両津勘吉。すっごい組み合わせ。あと私が知ってるのは、柴田よしき氏の花咲慎一郎くらいかな。
いろんな作家の物語に、あの「こち亀」の両さんが登場するのだ。
最大の目的は鮫島と晶に会うことだったんだけど、ちょっと藪に違和感あり。もちろんお遊びだからいいんだけど、イメージが違うかな。

柴田よしき氏の「一杯の掛け蕎麦」は、イメージ通り。両さんもね。
そう、両さんなら、孫のお金を当てにしたり、こすい悪人に厳しそうだし、そのくせ実は人情に篤いのもそのまんま。
今野敏の「キング・タイガー」も、今野敏氏の作品は読んだことないけど、これもまたイメージ通りだった。一生懸命負けじと作ったプラモデル、負けを認めた瞬間に、両さんからお褒めの言葉。
逢坂剛氏の「決闘、二対三の巻」、東野圭吾氏「目指せ乱歩賞!」も、ああ、両さんがここにいたよ!とまさにやりそうで言いそうなセリフばっか。
さすが「こち亀」を熟知してるんだな〜。

石田衣良氏と京極夏彦氏だけは、馴染めなかった。
大学時代、バイト先にこの漫画が置いてあって、何気なく読んでたんだけど、わりとハマった。でも正直両さんみたいなタイプはまっぴらごめんなんだけど。


posted by じゃじゃまま at 16:13| Comment(10) | TrackBack(7) | アンソロジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

この本、読者寄りというよりは、作家が勝手に楽しんでるような気がしました。
みんな両さんが好きなんでしょうね。
自分の小説に両さんがいたら、、、結構みなさん、真剣じゃなかったんでしょうか (^^ゞ
Posted by juzji at 2007年09月16日 19:07
作家さんが楽しんでた、本当そうでしょうね。
みなさん両さんをよくご存知で。(笑)
厚かましくてがめつくて、それでいて爪の垢くらいにホロリがあれば・・・両さん(爆)だ。とは、私のイメージですが。
Posted by じゃじゃまま at 2007年09月17日 15:07
 藪さんは確かにイメージは違ったかも。いつもは脇役が主役級の扱いだったし。

 両さんは…あくまでも架空の人物でないと、そら困りますよね。(^^;
Posted by higeru at 2007年09月17日 21:09
higeruさんへ
藪さんはあんな人じゃないはず。(笑)
いつか本家の鮫シリーズで、このエピソード出てきたら嬉しいかもしれないですね。ありえないかな。

石田さんは初読みでしたが、ちょっと両さんのイメージにそぐわなかったんですよね。

Posted by じゃじゃまま at 2007年09月17日 22:40
読んだことのない作家さんの作品、そして『こち亀』に興味が湧く一冊でした〜。
私の乏しい両さんのイメージでも、この人ならやりかねないという行動の数々に笑わせてもらいました。
楽しかったです。
Posted by エビノート at 2007年10月28日 19:29
エビノートさんへ
学生時代のバイト先にいつも「こち亀」が置いてあったので両さんには免疫があったんですけど、逢坂剛氏の「決闘!」も東野氏の「乱歩賞」も絶対両さんの行動範囲ですよね、笑っちゃいました。でも漫画ではがさつな両さん、苦手だったんですよね〜。(笑)
Posted by じゃじゃまま at 2007年10月30日 08:26
おなじみの作家さんとおなじみの両さんで、
いっぱい笑えました。
作家さんたちの個性がよく出てました。

トラックバックさせていただきました。
Posted by 藍色 at 2008年01月09日 02:12
藍色さんへ
本当、どの作家さんも両さんのキャラうまく掴んでましたよね。
私は、東野さん、柴田さん、逢坂さん、今野さんが特に両さんっぽいなと思いました。
大沢さんも好きな作家さんですけど、藪さん、ちょっとがっかり。(笑)
Posted by じゃじゃまま at 2008年01月12日 22:40
じゃじゃままさん、こんばは。
すごく楽しい本でした。
両さんはどこに行っても両さんなんだって。
私も大学生の頃読んでいた時には両さんのあの葉茶目さといい加減さが苦手でした。
Posted by なな at 2008年04月17日 21:16
ななさんへ
そうなんですよね〜、若かりし頃は両さんにはイライラしっぱなし。最近は見てないから分かりませんけど、今でも見ればあのがめつさに腹が立つかも。(笑)
みなさん、両さんのキャラよく掴んでますよね。
Posted by じゃじゃまま at 2008年04月17日 23:14
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