2007年09月29日

やってられない月曜日 柴田よしき著。

う〜〜ん。なかなか前に進まなかった。誰もが羨む大手出版社にコネ入社したオタッキーな寧々と弥々。
その手の趣味はちょっと私には分からないけど、確かに柴田氏は女性ならではの鋭さを持っていて、なかなか細かい女性心理の描写などうまい人ではあるんだけど、説明くささがだんだん鼻についてきて、読むのがちと面倒だった。

で、柴田氏もかなりのオタク度高いよね。その資質は充分備わっていると思う。
寧々は性格もさほどいいとも思えないし、親友の弥々も、変わってる。経理の精算では編集部の男性と正面から喧嘩するし、弥々はファザコンが入っていて、どうやら年配の人に憧れたり、守ってあげたくなるらしい。
どれもこれもそんな二人の日常やら非日常的な出来事のお話。

唯一面白いな、と思えたのは、精算の件で喧嘩した小林君と寧々が仲良くなる様子が、微笑ましくて、寧々はどうやらブスらしいんだけど、小林君が広い心から寧々をだんだん好きになってくれて、オタク友情から恋愛になったら嬉しいかったりして。
posted by じゃじゃまま at 20:58| Comment(10) | TrackBack(7) | 柴田よしき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小林君と寧々の関係は気になるところですよね〜。
編集とかもっと社内の花形部署にいる女性を描いたのかと思いきや、経理という地味な部署を取り上げていたのは良いなぁと思いました。
地味かもしれないけれど、絶対に必要な部門ですもんね〜。
その辺に共感する人も多いんじゃないかなぁと思います。
Posted by エビノート at 2007年09月30日 22:25
エビノートさんへ
大体出版社や編集者とか、人気高いじゃないですか。そういうところが舞台だと、またかよ、って多少やっかみも入ってしまうんですけど、経理部。いいですね〜〜。
でもブス、と書きながら、どんな顔なんだろう〜〜、想像できません。(苦笑)
Posted by じゃじゃまま at 2007年10月01日 19:32
そうそう、出版社にコネ入社、なのに経理部。
そこからして柴田よしきさんのマニアックさがにじみ出ている気がします。
小林君ともこれからどうなるか判らない微妙なところで終わっているのも絶妙な感じ。
Posted by ふらっと at 2007年10月23日 06:43
ふらっとさんへ
そんなにコネ入社って世間の風冷たいですかね?ああ、でも人気の職種だとそうかもしれないですね〜。それにしても寧々のコネってすごく遠かったですよね。
そんな遠い知り合いでも入れちゃうんだ、ってびっくりしたんですよね。(笑)
Posted by じゃじゃまま at 2007年10月25日 23:24
そうかー経理は地味は部署なんですね。
ブスとは書いてありましたが、表紙の絵はなかなかかわいい顔した女の子で、どうもそのイメージで読んでました。
Posted by なな at 2007年10月29日 10:16
ななさんへ
私の乏しい経験から言うと、営業事務など営業系は花形部署で、次いで総務、経理はやっぱり地味かも。(爆)
柴田さんって結構辛辣というか、女性に厳しそうなので(笑)、彼女がブスと書けば相当なブスを想像してました。
でも必ず「愛」があるので、見ようによっては愛嬌のある顔なのかな、と思ったり。
想像しにく〜〜〜〜い!
Posted by じゃじゃまま at 2007年10月30日 08:30
こんにちは、じゃじゃままさん。
その会社の花形が営業?
経理などは裏方?
実は、経理の方が会社の内容を知っている方が多い。
コネ入社にこだわりがあるのだろうか。
大概、コネ入社ってとこが多いのでは、…(職種を選ばなければ)。
会社は給料を確保するところ、生きがいは別なものにとシフトするほうが賢い気がする。
会社人間だと、会社を辞めたら何も残らない気がします。
Posted by モンガ at 2007年12月13日 12:27
モンガさんへ
女性が配属される時って意味なんですけど、営業部にアシスタントでもなんでも配属されるのは一種憧れでしたね〜。なんたって男性との出会いが・・・(爆)。
総務や経理に配属された同期などは、「営業アシスタントになりたかった」と言ってましたね。(苦笑)でも動機が不純ですので。(更爆)
Posted by じゃじゃまま at 2007年12月14日 22:01
コメント反映されてないので、念のため追加します。
柴田さんの高いオタク度も知ることができた
作品でした。
この記事と「こちら亀有〜」に
トラックバックさせていただきました。
Posted by 藍色 at 2008年01月12日 17:30
藍色さんへ
柴田さんはインターネットがこんなに普及する前からネット犯罪のようなもの書いてたり、その知識にはちょっと引いてしまう(というか頭がついていかなかったんですけど)ところもあって、ものすごく頭脳が男性っぽい作家さんなんでしょうかね。
Posted by じゃじゃまま at 2008年01月14日 17:33
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