2007年10月13日

ひとがた流し 北村薫著。

どうも相性が悪いのか、読みづらかったです。
急に視点が変わって一体誰の目線で語ってるのか、ついていけなくて戸惑うこと数回。
たとえば、類の個展で牧子とさきと美々と娘の玲と合流する。
類と玲が喫茶店に移動するんだけど、そこには牧子とさきもいるのかと思いきや、類と玲だけで、そうなんだよね〜、親子の会話に牧子たちがいるのはおかしいと思ったよ、でも流れが掴み辛いんだよね〜。

牧子と千波と美々。幼なじみプラス高校時代の友人の3人の女性。一体誰に自分の視線を預けようか、すごく迷う。
余命を宣告された一人の女性の姿と、友人としての二人の女性。それぞれが結婚、離婚を経験していて、千波だけが母や仕事に縛られ経験できずに生きてきた。でも最期に支えができて、ああ、よかったねって感じ?

そのくせ終盤は、泣けてきた。物語が・・・というのではなく、40歳くらいで病に倒れるというのは、今の自分には他人事でもなくく感情移入しやすいから。
ただ、どうもこの3人の女性にはあまり入り込めなかった。

そうそう!男口調なんだ!会話が「〜〜〜だろ」とか。40歳の女性がそんな話し言葉しないよね。私でさえ、どんなに親しい友人と話してたってそんな口調にはならないし。その辺に違和感を感じてしまった。
北村氏の作品は、友人に勧められて「覆面作家は二人いる」とか「スキップ」「ターン」「リセット」など読んだことはあるけど、そうだな〜、貸してくれれば読むけど、自分から手に取ることはないかな。
しかも氏が男性だと、今知った。
posted by じゃじゃまま at 16:48| Comment(12) | TrackBack(8) | その他 か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
北村さんとは相性がよくないようですね。
わたしは結構好きですね。

さばさばした関係を表わしたかったのでしょうけれど
話し言葉はたしかにちょっと・・・?でした。

ぜひ、昔の牧子さんとさきちゃんに会いにいってみてください。
Posted by ふらっと at 2007年10月13日 17:18
視点がかわって最初の方は私も読みづらかったですが、内容がわかると、一気に読みました。
高校生の幼なじみが今でも、こんな付き合いが出来ることがいいなあと思いました。
Posted by at 2007年10月13日 19:16
こんばんは。感情移入しにくいと、入り込めませんよね。お互いが鏡のように、心を映し合う関係が、面白かったと思った記憶が・・。北村さんとの付き合いは長いので、私は、あまり違和感がないかも・・。
Posted by ERI at 2007年10月14日 00:36
こんぼんは、じゃじゃままさん。
私の場合、北村さんの作品はすっと入っていけるものと、ちょっと入りつらくなるのがあります。
女性の友情を取り扱っているんでしょうか、うーん良かったです。
Posted by モンガ at 2007年10月14日 19:01
男口調、気になりましたね。
40歳にもなって…って思いました。
色んなところに「愛」がいっぱいで
私にはこんな友達はいるんだろうか?って思ってしまいました。
Posted by なな at 2007年10月15日 09:18
終盤の盛り上がりまでに、あまりにも引っ張りすぎた感がありますよね。
でも、いやな感じではありませんでした。
男口調・・じゃじゃままさんから改めてそういわれると、何だか変な感じですね。
その時は、流してしまってましたが(苦笑)
Posted by ゆう at 2007年10月15日 11:16
私も私も〜
この本ダメでした。
ページが進まない本ってあるじゃないですか?
その本の中の1冊でした。
Posted by とも at 2007年10月15日 15:35
ふらっとさんへ
「スキップ」「ターン」「リセット」は薦められて、好みの作家さんではないけど、面白いな、と思ったんですよね。牧子さんとさきちゃんの話も、男口調でなければ・・・読めるかも。(苦笑)

花さんへ
視点でかなり迷いました。え?今度は誰の視点なの????と。
いろんな視点で書く作家さんはたくさんいますけど、こんなに分かりづらかったのって・・・。

ERIさんへ
相性いいんですね。そもそも私って人間模様、群像劇??っていうんですか?そういうのあまり読まない人だったんですよね。だから苦手だったのかしら。

モンガさんへ
直木賞候補じゃなければ読まなかったでしょうね。自分から進んで手に取る作家さんではなかったので。こういう女の友情も確かにありなんでしょうが、私ずっと北村さんって女性だとばかり思ってました。

ゆうさんへ
そうなんですよね、なんか一体なにが言いたくて、どうしたいの?って思いながら読んでました。直木賞候補作じゃなければ多分読まなかったです。候補だから、きっとすごく感動するだろうと思ってたんですけど、その前に好みという問題があったんですね。

ともさんへ
やっとめぐり合えて嬉しいです。(笑)評価高い中、私おかしいのかな?って不安でした。
視点は変わるし、なにをどしたいのよ〜?って感動しなかった点なら後から後から溢れてきます。(爆)
そもそもこういう人間群像劇???あまり読まない人なのでそこから間違えたかも。(汗)
Posted by じゃじゃまま at 2007年10月15日 21:02
じゃじゃままさんこんばんは。私がはじめて北村さんの正体を知った時は結構驚きでした。女性の心をよくこんなに書けるなあって。私もまだ若かったってのもありますが。
北村薫と高村薫、このW薫は私にとって作品の印象と性別が違ってびっくりな二大作家でした。
Posted by たまねぎ at 2007年10月18日 01:08
このW薫、最初、区別つかなくて二人いると思わなかったんですよ〜。
確かに作品と性別逆ですよね、普通。(笑)

でもW薫、両方ともあまり相性良くないんですよね、ここはぴったり。(苦笑)
Posted by じゃじゃまま at 2007年10月25日 23:35
こんばんは。

私も同じくこの作品、どうもダメでした。
素敵なお話だとは思うんですけどね。なんか綺麗ごとを並べすぎな気がしてしまって感情移入できませんでした。
Posted by masako at 2007年12月04日 00:20
masakoさんへ
きっとドラマの方が自然に入ってくるかもしれないですね。文章では視点が分かりづらかったり、男口調に違和感あったりで、駄目でした。
でも人気のある作家さんなんですよね〜。
Posted by じゃじゃまま at 2007年12月06日 22:20
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