2008年03月02日

バッテリー(2) あさのあつこ著。

今回は、運命の出会いをした巧と豪が中学に進学して、そこで自分たちだけの自由にはならない、先輩という存在からの理不尽な仕打ちや独裁主義者の戸村監督とのぶつかりを経験して、成長していく。

確かに12〜3歳の子どもからすれば、豪のいう、チームワークのために自我を抑え込むのは難しいかもしれない。他者のために、自分を犠牲にするというのは、大人だって内心は結構きついのに。
でも、野球は一人ではできない。巧のように、自分の力だけを信じて、自信を持つのもいいけど、だからそれでいい、ということもいえない。こんなことも大人になったからこそ言えるのかもね〜。
だとすれば、巧と同い年で、それを巧に諭す豪ってすごいね。

12〜3歳の男の子の、自分と周囲との葛藤、よく書けてるんじゃないかな。行間もたっぷりあって読みやすかったし。
大人の目線で見ると、巧は可愛げないし、自信過剰で困ったもんだけど、彼がこの先どのように周囲と折り合いをつけていくのか、成長していくのか、見守りたい。

どうしても戸村が萩原聖人になっちゃうんだよね〜。
posted by じゃじゃまま at 23:03| ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | あさのあつこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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バッテリーU あさのあつこ
Excerpt: 中学校に進学した巧。 かねてから続けている野球をするべく入部を望んだが、野球部の今のありさまを見て躊躇してしまう。 しかし、バッテリーを組んでいる豪の後押しもあり入部。 活動をはじめるが、素晴ら..
Weblog: かみさまの贈りもの〜読書日記〜
Tracked: 2008-03-10 15:17
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