今まで小路氏は、面白くないわけじゃないし、でも感性の相性はまあまあかなって程度だったんだけど、これでグンと近づいた。
幼い頃に母を亡くした圭司。フォトグラファーだった母の影響もあって写真を撮ることが大好き。とくに、公園で心の感じるままに家族写真を撮ることが。
撮った家族とは、必ず写真を送る。それが縁で付合いが続くこともよくある。私も写真好きだから(といってもあの絞りがどうとかこうとか、現像の辺りで学生時代に脱落)そういう圭司の生活態度に好感を持った。
ある日母親と子どもを撮っていると、夫がやって来て、妻を尾行して写真を撮って欲しいと頼む。言われるまま、公園での母子を撮り続けているうちに、二人の間に流れる空気が変わる。
圭司の義理の姉や、継母。父。友人のヒロや真山君。中学時代にちょっとだけ付き合ってた富永。悪人がいなくて、読んでいると、心がふわふわ温かくなってくる。
てっきり短編の連作かと思ってたら、長編ってことだよね。
圭司の同居人、ヒロの過去に犯してしまった罪、その被害者となった家族の話には、涙が止まらなかった。こういう風に自分で立ち上がってくれる青年なら、更生を信じられるよね。これは泣いた。
いろんな公園が出てきて、百合香さんとかりんちゃんが陽だまりの公園で遊んでいる姿は、幸福すら感じる。
ああ、私もいろんな公園に出かければよかったな、と思うんだけど、正直、小さい子抱えて電車に乗ってまで公園は無理。
近所の公園で近所の友だちと一日走り回ってればそれでよし、だもん。あんな優雅なことはできましぇ〜〜ん。
お姉さんと圭司、結局どうなんだ?私は、富永はちょっとパスだぞ。



胸の中に澱んでいるものがリセットされる心地がします。
はいはい、リセットされました。(笑)
ちょうど今たくさん心の中澱んでいて、こういう作品はいいですね。
お姉さんとの帰郷など色んな要素がもりこまれていましたね。
綺麗なかっこうで、今日はこっちの公園
明日はあっちの公園と行けたらいいけど
現実はそうはいかないものですよね。
表紙の突き抜けた空のごとく、爽やかで晴れやかで、青春のむず痒さも残るような心地良い作品でした。
友達同士集まってお喋りしながら映画を観たりが、とっても楽しそうでちょっと羨ましいな。
もう少し暖かくなると、広々とした運動公園も楽しいですよ。
マイナスイオンがいっぱい出ていましたね。
サブキャラのエピソードも読ませるし、こういう小路さんもいいですよね。
カメラを買ったときによく散歩コースの本を持って、講演を散策していましたので、ちょっと懐かしいものがありました。これからの季節は、散歩もいいですよ。
小さな子供を連れて毎日電車であちこちとは、やはり難しいんですね。電車や駅でベビーカーのお母さんを見ると大変そうだなと思ってましたが。特に都心なんかは昼間でも混んでるし。
実際には子連れで電車に乗って公園、なんて難しいですよね。
仲のいいグループや家族で行くならともかく、一人で公園まわるのは、どうだろ。
準備して、ああだこうだやってるうちにお昼近くになっちゃいそうです。
雪芽さんへ
私は映画は一人で観たい派なので、物語の中の3人は微笑ましいのですが、自分に重ねてみると、やっぱり一人でじっくり観たいなかな〜。
家で見てる場合、近くに人がいると、観てる間の沈黙、気を使っちゃって話しかけたくなっちゃうんですよ。(爆)
藍色さんへ
公園めぐりにいい季節になってきましたね〜。近所では桜が咲いてたりして、今見頃。
頭の中では、子ども連れて、あそこにもここにも、って思うんですけど、実際は大人がもう一人いないと、二児はきっつい。(笑)
しんちゃんへ
ほ〜んと、登場人物が善人で癒されました。ヒロのエピソードも泣かせましたしね。
あの人妻さんのホテルは、結局ご主人の実家に呼ばれてたってことですか。そこんとこさら〜と流しちゃったので。
モンガさんへ
公園は春が一番気持ちいいですよね。
公園で家族に目が向いてしまうのって、特に春だと圭司の気持ち分かります。
私は駒沢公園と日比谷公園がお気に入りでした。いろんな思い出が・・・。(^^)
たまねぎさんへ
公園って、大人のデートにもぴったりですよね。
でも子連れで行くなら、やっぱり近所がいいかな〜、特に母子だけなら。
家族で行くなら、大きな公園いいですね。お弁当持って・・・圭司がカメラ向けちゃうの、なんとなく分かります。