2006年01月28日

BT’63 池井戸潤著。

毎回金融物ばかりだったから、最初戸惑ってしまった。
トラックの運ちゃんものなの?タイムトラベル???結局、会社の倒産や、元妻の損失云々って、ちょこっとまた池井戸氏の得意分野がチラチラ出てはいたけど、私は今までの作品の中で、一番引き込まれたかも。

とはいえ、タイムトラベル????と、急に今までとはまったく違うから、エンジンかかるまで2週間ほどかかっちゃった。
体が移動するタイムトラベルではなく、意識だけが飛んでいくタイムトラベル。琢磨の父の時代に、琢磨自身が父の目線で過去をなぞるだけなんだけど。

大間木史郎がしょっちゅう頭痛(激痛)に襲われてれたけど、これも琢磨の存在に関係してるのかしら。かなりの量だったわりには、説明不足の感も否めないけどね。
私の読み込み不足だったのか、相馬運送の倒産が早まったのはなぜ?一体どのように影響したの?
宅配便という事実は、当初なかったはずなのに、琢磨が父に語りかけたことによって「宅配便」が誕生したんでしょう??

桜庭さんだっけ??元銀行員の記憶も、一体どうなってるの?ただ忘れてただけ?それとも琢磨の存在によって過去が多少変わって、新しい記憶が生まれたってことなの?

しかし史郎の過去は壮絶だ!一見地味で堅物で頑固な親父、って像からは想像つかないって。過去にあんな壮絶な闘いがあったなんて。
そうそう、最大の疑問は、桜庭さんは最初に琢磨を見たとき、大間木史郎と鏡子の子供かと思ったんだよね。
でも、鏡子は40年も前に死んでいて、桜庭さんはそのことを、史郎から転職のお知らせと共に聞かされてたはずなのに・・・なんか過去の記憶が曖昧で、すっごい謎。

面白い話だったのに、やっぱビジネス書得意な池井戸氏は、事件もの駄目???でも面白かったのは、本当。


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BT’63
posted by じゃじゃまま at 21:21| Comment(2) | TrackBack(1) | 池井戸潤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

株価暴落 池井戸潤著。

またまた金融物だったね。
でもスーパー爆破事件、相変わらずの行内の駆け引き、なんだか裏がありそうなお金の動きやら、でも立て続けに池井戸氏の作品読んでたから、きっと坂東さんはやってくれる、勝つ!と信じてたんだよね。

っていうか、坂東さん、相当な切れ者っぽいし、妙な安心感もあるしね。

それはそうと、株価よりもスーパー爆破の真犯人の方が私にはよっぽどスリルがあったな。
結局のノブオの位置づけも中途半端っていうか、物足りないな〜。それにノブオ、さらりと流されちゃったけど、幼女暴行事件の容疑者なんじゃないの〜〜〜!!!???
アイツに天罰は下るのか!

ラストも結局、坂東さんと宿敵二戸との決着、わからずじまいだったし。伏線はあるけど、できれば見たかったよね、読みたかったよね、二戸の負けっぷりを。
ま、所詮私は金融関係には疎いし興味ないから、事件物の方に関心がいくんだけど、だから今読んでる池井戸氏の「BT’63」は最高に面白いよ!!

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株価暴落
posted by じゃじゃまま at 21:18| Comment(0) | TrackBack(1) | 池井戸潤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

銀行総務特命 池井戸潤著。

さすがに元銀行員だけあって、でも面白いけどね。本当に総務部特命ってあるのか知らないけど、なかなか、企業の隠された悪事を暴く部署って面白かった。

特命対特命もハラハラしたけど、指宿は何事にも動じない、スーパーマンのようだ。
私には昔のテレビシリーズ「明智小五郎」役のあの、俳優。蝋人形みたいに表情のあまり動かない、え〜っと、誰だっけな。(度忘れ)あんな感じの人を想像してしまった。

途中、部下が総務部の天敵人事部からの移動の唐木になったのも、ちょっと物足りなかったけど、なかなか彼女のやるもんで、この先も指宿と唐木のペアで悪事を暴いていって欲しいものだけど、続編が出るほどのものでもないかな。

最終章の「ペイオフの罠」では指宿がまったく出てこなくてちょっと残念だったけど。


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posted by じゃじゃまま at 21:15| Comment(2) | TrackBack(1) | 池井戸潤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

仇敵 池井戸潤著。

さすが元銀行マン。そして作家になる前にビジネス書などを手がけてただけあって、金融物は得意のようですね。
私は苦手ですが。(笑)

さて、この恋窪商太郎、いまはしがない庶務行員だけど、実は都市銀行の元エリート。企画部だかなんだか分からないけど、すごいやり手。
役員の黒い金を追って追いつめたところでまんまと罠に嵌り潰されちゃったんだけど、地方銀行で地味にしていながらも、どこへいってもやり手だった頃の勘はにぶらないんだな〜。
若手社員の松木君に頼られ、相談に乗りながら、いろんな事件に遭遇して解決していっちゃう。
なんかこの手の話、どこかでも読んだような、なにかに似てる。

専門用語はイマイチだけど、気分爽快になれるかな。でも徐々に、恋窪の古巣との対決が表面化してくるうちに、死人が増えてきて、金融に絡む殺しって大体が飛び降りとか、自殺に見せかけられるのね。刃物でグサッ手いうのはあまりないのね〜、なんて。

でも、確かに恋窪が追いつめ指示してるんだけど、実は元部下の河野さんの活躍もすごいんじゃないの〜!

また恋窪シリーズ読みたいな。


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posted by じゃじゃまま at 21:14| Comment(2) | TrackBack(1) | 池井戸潤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

果つる底なき 池井戸潤著。

この作家好き。読んで数頁でファンになったかも。
金融物ってわりと難解な言葉があったり、イマイチ理解できないまま読み進んでいくこと多いけど、この作品は、分かりやすく、そしてドキドキしたな。

銀行内の派閥も、さすが元銀行員だけあって、よく熟知した上で書いてるので、素人にも分かりやすかった。
難しいことを分かりやすく書ける人って、本当に頭のよさを感じるよね。

で、大抵ありがちな友人の妻が元恋人で、亡き友人に代わり自分が力になり、いつの間にか、って展開にもならず、妙に新鮮だった。
半導体についても今までもう聞いただけでパス、状態だったけど、すんなり頭に入ってきたし(でもすでに忘れてる)、あの山崎って男、あの男の野望だけは全然わかんない。

そんなものなの?仕事、地位、命の男って。
そして真相が暴かれれば暴かれるほど、死人が増えていく。こんなことって・・・。柳葉社長は可哀相だったな。



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posted by じゃじゃまま at 21:13| Comment(0) | TrackBack(2) | 池井戸潤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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